長く活用していたVAIOがついにお亡くなりになりました。。。
2020年3月25日の夕方でした。
それが電源を入れたら一瞬VAIOの表示がでたものの、画面が暗くなりそのままうんともすんとも言わなくなったのです。
享年5年と6ヶ月弱。。。
2日前のZoom会議ではサブPCをとしていつものように活躍していたVAIO。
それがぷっつりと心臓が止まるように逝ってしまった。
症状からして基板がやられた感じです。。。
2013年9月14日、ソニーオンラインストアで購入したSVP1121A1J、通称「VAIO Pro 11」というモデル。
当時通っていたビジネススクールにソニーの人がいて、「このモデルはいいよ」と勧められ、当時使用していたVAIOの遅さに閉口していたときだったので、思い切って購入。
(まだ当時は退職金に余裕があったのです(笑))
何しろ薄い、軽い、早い!
当時持ち歩ける高機能はPCを求めていたので、その条件にぴったりでした。
特にビジネススクールに通学していたのが実質2013年4月から2014年9月までだったので、レポート作成や、SNSに大活躍でした。
主な性能をリストするとこんな感じ
- CPU名称:インテル Core i7-4500U プロセッサー
- CPU動作周波数:1.80 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大3.00 GHz)
- CPUキャッシュメモリー:3次キャッシュメモリー:4 MB
- CPUテクノロジー:拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー搭載、HTテクノロジー対応
- RAMメモリー:4GB
- 液晶:11.6 型ワイド (16:9)TFT、解像度:Full HD 1920 × 1080
- SSD:256GB
- 端子:HDMI、USB3.0、SDスロットなど
- 重量:770g
今3万、4万といった価格帯のノートパソコンが人気ありますが、6年たった今でもそれらに性能は遜色ありません。
ただあまりにも優秀で酷使したためか、購入した2年目の2015年から故障し始め、2015年の1年間で3回も修理に出すことに。
(ブログで紹介させてもらいました(笑))
この時はVAIOというより、Windowsやウイルス防御ソフトがバックグラウンドでしょっちゅうアップデートしていることでパフォーマンスが激落ちするのに辟易していたころ。
2015年12月にはついにWindowsと決別してMacに”改宗”、VAIOはメインからサブになりました。
というのも、Windowsでないと作業ができない「会計士への収支報告」と「e-tax」があったため、たまに立ち上げるような状況でした。
そのころはバッテリーもいかれて、AC電源をつないでいないとあっという間に電池がおわってしまうため、かならずAC電源につなぎながらの作業。
しばらくさぼるとたまりにたまるWindowsアップデートのため、一晩中アップデートで動かすことも。
それでも前期の弊社の決算や、2019年の確定申告はしっかりと活動してくれました。
そして最後の活動が冒頭に触れたZoom会議。
Zoom会議は今のご時世、これから使いこなせると活動領域が広がりそうなツール。
さながら「そこへバトンタッチをして自分役目は終わった」そんな言葉をかけられたような気がします。
VAIOの後継は2015年にVAIOのサブとして購入したASUS T100-TAM-B-64S
VAIOがすらっとした長距離ランナー体系に対して、こちらはガッチリとした短距離ランナー体系(^^)
キーボードと液晶が外れて液晶はタブレットになります。
全体では1.09gと重いですが、タブレットだけなら570g。
久しぶりに立ち上げたのですが、Windowsアップデートを1年やっていなかった。。。
何度も更新に失敗し、やっと数百あったアップデートが完了して最新状態にできました。
一度初期設定に戻してあったので、一から使えます。
不要なアプリはいれず、機能特化で。
ライセンスのこともあったので弥生会計をインストールすることに。
現在は弥生会計19というシリーズが最新、でも私が購入した時は弥生会計14。
DVDでインストールしようとしたものの、まずVAIOに残されていたライセンスを削除ししないとライセンス取得ができない。
これは過去のバージョンで取得したライセンスもすべて削除しないとならないみたいで、VAIOのライセンス削除は意外と時間かかりました。。。
ライセンスをきれいにしたらすんなりインストール完了。
製品番号とお客様番号が必要。
そして今度は最新バージョンへアップグレードするのですが、弥生会計のサイトにアクセスしてそこからダウンロードしないといけない。
面倒ではあるけど、ちゃんとやれば不具合なくアップグレードができるのは、よくアプリができているな、という印象です。
## アプリって機能だけでなくてこういうメンテナンスの要素って大きいですね
デビューしてから花形で活躍したものの、故障でレギュラーからはずれ、阪神川藤のように一振りにかけるスーパーサブとして晩年を過ごし、時代を見据えてながら旅立ったVAIO。
なんか、ただのものに思えない気がしてしょうがない。。。
そしてなぜかこれを書きながら聞いていたこの曲がなんかピッタリイメージに合ってしまった。
長いことお疲れさまでした(^^)