AIFFからMP3 ?
なんじゃい、それは!なんて言われそうですが(^^)
AIFF:Audio Interchange File Format アップルが開発した音声ファイルフォーマットのことです。
そもそも「音声ファイルフォーマット」って何?ですが、音楽をダウンロードしたり、スマホやパソコンで音楽を聴いたりするために、「音」の情報をルール化したものです。
音の情報量はテキストよりも多いため、データ量はとても大きくなる傾向にあります。
なので音楽をダウンロードしたりアップロードしたりする時は、データを「圧縮」してデータ量を小さくすることで送受信の負荷を下げることが一般的です。
布団をそのまま運ぶのと、圧縮して小さくしたほうが運びやすいですね。
それと同じです(^^)
圧縮するにもルールがあって、圧縮した音声ファイルフォーマットも存在します。ertio
MP3はその代表的なもの。
音楽はだいたいMP3で圧縮されてやりとりされることが多いです。
前置きが長くなりましたが、英語耳をひらこうの講師の方が持っている音源を講義用に資料化する作業をやらさせていただいています。
いただいた音源がAIFFでパワーポイント10ページほどのファイルを作成したら、なんと170MBくらいにもなってしまって、メッセンジャーやメールで添付できないレベルになっちゃったんです。
私もAIFFって知らなかったので調べてみたら、この前置きのようなことがわかったわけです(^^)。
これじゃちょっとなぁ、と思いましてAIFFをMP3に変換する方法を探してみました。
Option1:無料サイトを活用する。
Convertioというサイト
サイトにアクセスすると無料で変換ができます。
こりゃいいや、と思ってやっていたらなんと10個まで・・・
これ以上使うなら有料だよ、ということで断念。。。
他にも同じようなサイトがありましたが、同じように10個まで。
Option2:iTunes(今はミュージック)を活用。
AIFFはAppleが開発したファイルなので、Macユーザーならきっとやり方があるはず!と調べたらやっぱりありました。
今回はMacでAIFFをMP3にタダで変換する方法を備忘録兼ねて投稿します。
1 Macの「ミュージック」を立ち上げる
2 MP3に変換する環境を設定する
メニューバーの「ミュージック」から「環境設定」を選択
「ファイル」から下段にある「読み込み設定」をクリックする
「読み込み方法」で「MP3エンコーダ」を選択する
これで設定完了。「OK」を押し続けて最初のメニューに戻ります。
3 音声ファイルを読み込む
「ファイル」から「読み込む」を通じて、変換させたいファイルを読み込む。
「最近追加した項目」にそのファイルが表示されることを確認。
ここでファイルサイズが「10.3MB」となっていることに注目。
4 ファイルの変換作業
対象ファイルを選択したら「ファイル」から「変換」を通じて「MP3バージョンを作成」を選択する。
するとMP3ファイルが作成されます。
今作られたばかりのファイルをみると、ファイルサイズが「1.2MB」になっていることがわかります。
約1/9です。
ファイルで並べるとご覧のように、かなりサイズダウンしているのがわかります。
ファイル情報をみるとどこのフォルダーにファイルがあるかわかるので、格納しておきたいフォルダーが別にあればそちらにファイルを移動して、完了。
一般的にはMP3の圧縮は音楽には向いているが人の声には向いていない、と言われています。
でも英語の教材で使う分には、大きな違いはあまり感じられないです。
さ、ファイル変換したので資料作りしないと(^^)