48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

銀行通帳

仕事上家賃のお金をお預かりして、貸主に振り込む手続きがたくさんあるのですが、異なる銀行間の振込は1回あたり440円の手数料がかかるので、振込先と同じ銀行にマニュアルでお金を移し、ネットバンキングで振り込む、というオペレーションをしています。

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なんせ、毎月20件以上も振込処理をしているので、もし全部ネットバンキングで異なる銀行間の振込をしていくと、1ヶ月で1万円前後の手数料を支払うことになります。

 

不要なコストをかけないために、マニュアルでATMを行ったり来たりをしなければなりません(^^)

 

扱う件数が多いので、Googleカレンダーに入出金メモを記載しているのですが、同時に自分の管理のため通帳にも用途を記載しています。

 

なのでATMに行くと必ず記帳するようにしているのですが、先日偶然3通の通帳が同じ日に繰越処理で新しい通帳に切り替わりました。

 

「へ〜こんなこともあるんだ」とちょっとおもしろかった(^^)

 

 

今銀行は通帳廃止にむけて動き出していますね。

 

WEB通帳に移行した人に謝礼金を出したり、逆に新規で口座を作る人が通帳を作る場合は有料(1,100円)にするといった動きです。

 

その理由は・・・

 

「1口座あたり年200円の印紙税」がかかること。

 

どれくらいの負担になるかと言うと、みずほ銀行三井住友銀行保有口座数が2,500万くらいあるらしく、50億円年間に印紙税を負担していることになるようです。

(出典:「紙の通帳」が有料化! みずほ・三井住友銀行が2021年から 注意点をFPが解説 - 価格.comマガジン

 

そりゃ確かにでかい。。。

 

 

 

さきほどの出典記事にも書いてありましたが、利率が高い時代は運用益でまかなえるレベルで納税してもらうのはありがたいことでしたが、この超低金利時代でしかも銀行の存在自体があやぶまれつつあるところで、この額は痛いでしょうね。

 

今やWEB通帳がだいぶ浸透してきてネット上で履歴や残高を確認することができるようになっています。

 

これはある一面、とても便利。

 

通帳でないので場所をとらないし、efileでダウンロードしておけばいつでも検索可能ですしね。

 

ただ保管期限が1年とか2年とかに設定されているところが多く、こまめにデータをダウンロードしておかないと過去の履歴が消えてしまう恐れがあります。

 

パソコン持っている人ならいいけど、スマホでダウンロードする人は少数派ですよね。

 

まあ、過去の履歴を気にする人も少数派かもしれません(^^)

 

 

 

私は仕事がら、銀行の入出金はキャッシュフローそのものでもあるので、履歴を残しておくことは重要視しています。

 

個人の口座もここ10年以上Excel管理しており、万が一ファイルが破損した場合の保険としても通帳はバックアップになっています。

 

 

 

まあ、いろいろな観点で通帳を使う人は少数派となり、そのサービスを享受したい人には有料で提供という流れも自然といえば自然。

 

一方で行政としては、税収が減る方向に流れが向くので、その代わりとなる税収減を探さないといけません。

 

となると今のネットバンキングやWEB通帳にも課税する動きがでてくるんじゃないかな、なんて邪推しちゃったりします(笑)