先日、弊社の期末を迎えて、第11期に入ったことをお伝えしました。
すでに11期の業務は始まっていますが、10期について大事な仕事が残っています。
そう、「決算」です。^^;;
1年の会計年度でどれだけ事業収益があって、それにどれくらい経費をかけて、その結果どれだけの利益(または損失)になったのかを計算し、それに基づいて納付する法人税を算出することが目的です。
そう、会社法で定められたこのプロセスは、「納税」させるためのルールなんです(笑)
弊社では最終的な決算を友人の会計士の事務所にお願いしていますが、会計ソフトに入力して必要なデータをPDFで用意するまでが私の役割。
1年分のデータを入力するので、それなりにひと仕事です。
会社法に定められた手順で財務諸表をまとめるのが財務会計というのに対し、自社の経営を自分たちで管理しやすいように会計情報をまとめる手法を管理会計といいます。
財務会計はルールにのっとっているので、まとめ方は決まっていますが、管理会計は自社のやりやすいようなまとめかたなので、いろいろなまとめ方があります。
管理会計について解説してくれる本では、故稲盛和夫氏がまとめた「アメーバ経営」という本が有名です。
同じ自社でも事業状況や環境の変化に合わせて、管理のスタイルを自在に変えられる経営が望ましい、というもの。
弊社が望ましいやり方ができているかどうかはおいといて、弊社も毎年のように管理の仕方が変化しています。
それをExcelで管理していることを先日このブログでもご紹介しましたが、決算処理では、そうやってExcelにまとめたデータを会計ソフトに入力していく作業を行います。
格闘している図(笑)
まず自分のExcel処理をするパソコンがMac。会計ソフトに入力するデータをMacに表示し、外部モニターをつないで次年度のExcelファイルを開いて、来年の会計処理がもっとやりやすくなるように微修正を加えていきます。
そして会計ソフトはWindowsのパソコンでないと使えないので、もう1台パソコンを立ち上げます。
右側のテレビは気分転換(笑)
そう、こんな感じで一気に入力作業をするので、まとまった時間が必要になります。
幸いにも入力項目がそれほど多くないことや、Excelで普段まとめてあるので、会計ソフトへの入力作業は半日くらいで終えることができました。
今年は、10月からインボイス制度が導入され弊社も課税事業者に転換したので、9月までは非課税事業者としての入力でよかったのですが、10月の1ヶ月分だけは課税処理が必要になります。
なので消費税分を分離する必要があり、それがちと面倒でした。
始めから課税事業者として入力できれば、会計ソフトで自動的に消費税が入力されるので来年からは消費税の処理は楽になると思います(^^)
こういった作業、面倒ではあります。
でも、まとまった時間集中できることと、積み木のように積み上げた後の達成感もありますし、会社の資産の動きが1年分見えるので、意外と楽しくもあるんです。
無事会計事務所に提出。
一つの大きなイベントが終了しました(^^)
弊社が10月に期末ということもあって、この作業が11月中旬から下旬になります。
富山マラソンも11月、その後の人間ドックも11月(胃カメラの予約が希望通りに取れた場合。この予約がとれないと1月になってしまいます)、と、いろいろ”締め”的なイベントが重なるので、自然と”師走”感が醸成されてくるんです。
今年もあと1ヶ月半かぁ。。。