実家のHDDプレーヤーに自動録画している番組の一つにNHKの「100分de名著」という番組があります。
興味深い著作を25分番組で4回にわたって合計100分で、研究者の解説を取り入れながら味わう、という趣旨の番組です。
明治時代に日本を世界に発信した3つの著名な本があります。
新渡戸稲造著作の武士道
内村鑑三著作の代表的日本人
実は今通っている大学院で武士道と代表的日本人は課題図書としてすでに読了していましたが、
この茶の本だけは指定されていなかったこともありまだ読んでいませんでした。
元々気にはなっていたのですが・・・
いつものように1.5倍速で4回分まとめ見しました(^^♪
驚いたことに、自分がなんとも自身持てず表現できなかったことを代弁してくれている気持ちになりました。
・常に世は変化し続けている。
茶室はその変化を受け入れるために「永続的」ではなく「かりそめの」建物なのである
・新しいことを受け入れるためには空(虚)であること。
空の水差しは新しい水をうけいれてこそその役割を果たせる
・不完全であることが完全に近づけようという進化の原動力である
非対称、アンバランスであること
・自他一体の境地。
不完全がゆえに受取る側に無限の想像力の余地があることで、
芸術は自己表現の手段ではなく、受け手との共同作業でもある
交流を通じて新しい可能性を見出すきっかけを生む場を作りたいと考えている今の自分の想いに、とてもマッチする観点なんだと感じました。
しかもこれらは元々は英語でかかれていたもの。
英語のトレーニングにもなるやもしれない、というスケベ心もあり、
茶の本、武士道、代表的日本人で「日英両方が掲載されている講談社バイリンガルブックス」をさっそく購入手配(^^)/
これから自分が展開するシェアハウスのコンセプトにつなげていきたいと思いました。