週末の土日、イベントの出店でお手伝いをする機会をいただきました。
ビジネススクールの学友Mさんがこしらえたクラフトビール、その名も「三陸ビール」の販売です。
Mさんは普段は企業にお勤めですが、ビール好きであることと奥様のホームタウンである岩手県三陸から発信したいという意気込みで、自ら三陸にかかわりのあるビールの開発に乗り出しました。
Mさんはレシピと副原料を協力してくれる醸造所に持ち込みビールをつくってもらい、それを販売する活動を週末行っています。
この週末京王多摩川駅近くのGo Green Marketで出店していました。
この週はMさん1人なので少しでもお手伝いがほしいという投げかけがあり、せっかくの機会なのでほぼ2日間フル出場してお手伝いさせてもらった次第です。
さて三陸ビールから今回は4種類のビールが提供されました。
- 週末のうみねこ:大麦でなく小麦を主原料としたベルジャンホワイト、すなわち白ビールで、副原料に東北のヤブツバキが含まれています。
- 伊達男IPA:インディアペールエール(IPA)なので苦味が特徴。副原料に伊達正夢という宮城のお米が含まれています。
- 恋するセゾン:セゾンとは酸味とフルーティーさが特徴のベルギービール。農家でよく作られるらしい。岩手県大槌町のはちみつが副原料に使われています。
- ばばばスタウト:スタウトはギネスで有名な黒いアイリッシュビール。ばばばとは「あまちゃん」で有名な「じぇじぇじぇ」と同じ意味で三陸で使われている言葉。女川市の牡蠣が副原料で使われています。
キッチンカーはレンタルだそうで、中はこんな感じになっています。
左にあるのがクーラーボックスを改良したビールサーバー。
アメリカからの輸入品らしいです。
ステンレスの管がはいっていて中に氷水をいれて冷却します。
キッチンカーは営業許可がちゃんととってあるもの。
軽自動車を改造したもので、Vanlife的にも興味津々な構造でした。
こちらがMさん(^^)
お手伝いはビールを注いでお客様に提供する、という一連の流れ。
この「ビールをつぐ」ということがなかなか思うように行かないんですね。
泡がでない、泡が出すぎる、泡が落ち着かない、泡がきたない・・・
そう、泡のコントロールが難しいのです。
1日目が終わったあとに調べてみると、一番影響があるのが「ビールの温度」。
次いでビールに混合させる空気(二酸化炭素や窒素)の圧力。
圧力はそう簡単に変えられないので、温度計をクーラーボックスにいれて泡のでかたを見ながら温度計をちらちら。
するとある温度を超えると泡が多くなる傾向がありそう、ということがつかめてきた(^^)
2日間に渡って、私を含めMさんの友人が集まりお手伝い。
実はこの仲間たち、ビジネススクールの同じセクションの仲間たちなんですね。
いや〜、ビジネススクールに行く価値は実はこういうところにも現れるんです。
「一緒にやろう」という気持ちが湧き上がること、そしてそういう仲間がいること。
これは赤の他人では生まれてこない感情だし、単に同じ学校だったからだけでも生まれてこない感情です。
在学中、卒業後、一緒にあるいは個々になにかに取り組み、その取り組んできたことをお互いにRespectしあえる付き合いがあったからこそのものと思っています。
うん、素直に嬉しいし楽しい時間でした(^^)
三陸ビールのホームページはこちら!
まだボトル販売はしていないので、三陸ビールはイベントでのビールサーバーからしかいただけません(^^)
三陸ビールの今後のイベント情報はこちらのFacebookのページを参照してください。
これまでにない新しいタイプのクラフトビールですので、ぜひぜひお試しあれ(^^)