ハウスメイトの紹介で以下のセミナーに参加してきました。
ビジネス・ブレークスルー大学(以下BBT)は私が卒業したビジネススクールのライバル校のような存在で、場所も麹町でそのビジネススクールとかなりの至近距離に立地しています。
ってなことで初めてBBTの校舎に入ることになりました(^^)
今回のスピーカーである高鳥(たかとり)さんは、社会人として働きながら自分でNGO法人を立ち上げ、カンボジアで学校を作るプロジェクトを推進しています。
2018年、その活動の一貫として「カンボジアの小学校に浄水場を作る」というクラウドファンディングに私も微力ながら参加させてもらったことがあります。
そんな彼がどんなことを語ってくれるのか楽しみに覗いました。
高鳥さんのプロフィールは先程のURLにリンクされているページがあるのでそちらを御覧ください。
テーマは「夢を叶える勇気」
高鳥さんは大学在学中に事情があってお金を稼ぐ必要がでたので、アルバイトを始めます。
ただその取り組み方が半端ない(笑)
8つくらいの仕事を順にこなして1日21時間くらい仕事しっぱなし。
それを2年間続けたそうです。。。休学して。
身体こわさない?と誰もが気になりますが、本人曰く「最初は毎日吐いてたくらいつらかったけど、そのうち身体が慣れた」だとか(^^)
このアルバイト生活で「働けば稼げるんだ」とわかり、大学行くことがばからしくなって復学直後に退学してしまったそうです(^^)
本人もおっしゃっていましたが、「目標を決めたら猪突猛進」のタイプなんだそう。(^^)
そんな彼が、アフリカ縦断の旅に出ます。
しかし途中強盗にあい縦断を断念。
後に運良くパスポートが見つかったのでその現場に警察に連れていってもらったときに、白人と黒人の格差社会を目の当たりにしたことが、彼の大きな分岐点になりました。
「強盗によって得た収入で子どもたちは育つ。それはこの子どもたちが大きくなったらやはり強盗になってしまうことを意味している」
そう思った彼はとても悲しい気持ちになったそうです。
後に縁あってカンボジアに学校を建てるプロジェクトを主導することになります。
アフリカの体験が原体験となって貧困の国で教育を提供できる環境を作っていきたい、それが彼の夢のひとつになったんです。
夢を叶えるために彼が取り組んできてその第一歩目が「夢を叶える勇気を持つこと」でした。
夢を叶える10のステップ
彼は以下の10のステップを紹介してくれました。
- 夢を叶える勇気をもつ
- 夢を持つ
- 夢が叶った景色を想像する
- 夢を叶える一歩目を踏み出す
- 夢を育てる
- 夢のロールモデルを見つけよう
- 夢に向かって歩み続ける
- 人を巻き込む
- 夢にこだわりをもつ
- 新たな夢に挑戦しよう
一つ一つ詳細に記載するととんでもなく長くなるのでエッセンスだけご紹介します(^^)
1.夢を叶える勇気を持つ
未来・変化に恐れをいだくのは仕方のないこと。
「人は必ず失敗する」「失敗はすなわち経験」と考えることによって勇気がもてます。
2.夢を持つ
人に語れる夢をもとう。夢=経験x知識x環境で構成される。
まずは「超インプット」をしてみよう。
3.夢が叶った景色を想像する
景色が浮かんでくることでぐ〜っとやる気がでてきます。
4.夢を叶える一歩目を踏み出す
ここまでくると「勇気」は「情熱」に変わってきます。
夢の実現=夢x情熱x行動力
5.夢を育てる
これは「思考を止めない」ということ。
とにかく考える、考えるという行動を”当たり前”にすることで夢はどんどん育ってきます。
6.夢のロールモデルを見つけよう
理想の自分を数年先に行っている人をロールモデルとしてみつけ、そのロールモデルを徹底的に調べ、言動や習慣を真似たり、会いに行ったり、協力したりしてみよう。
これはそれまでの1〜5がないと6は意味をなさなくってしまうことは注意しましょう。
7.夢に向かって歩み続ける
報われない時間は必ずあります。
そんなときは「努力は必ず報われる」「経験、知識が蓄積される」「行動し続ければ信用残高がアップする」と信じること。
8.人を巻き込む
共感が得られれば人は集まってきます。超アウトプットする。
この時「余白」が大事だとか。すなわち完璧な状態ではなくいろいろな人達が入ってこれる余地が必要ということ。これはなかなか深いアドバイスでした(^^)
9.夢にこだわりを持つ
私が申込時に質問したのが「大切にしていることはなんですか」というものでした。
それにここで「こだわり」として答えてくれました。
- 自分が満足できたと言えること
- 自分も他の人も幸せな気持ちになれること
だそうです。
10.新たな夢に挑戦しよう
夢が叶うと次の夢のことがどんどんでてくるんだとか(^^)
高鳥さんという人
講演後の質問で「3度の飯より好きなことは?」と訊いてみたところ、「子供と一緒にいること」という答えが返ってきました。
アフリカの体験が原体験だとおっしゃっていたので、この人の力の源は「子供たちが笑顔でいてくれること」なんだな、と感じました。
先程も書きましたが、目標に向かって猪突猛進であること、不幸なことが起こったら「ネタにできる」と受け止められる一方で落ち込むときはとことん落ち込むネガティブな面もあること、自分の喜びより他人の喜び、そして子供好き。
私の思いよがりだとは思いますが、「正直でありたい」という強い気持ちを感じました。
素敵な取り組みをされていて、そしてどんどん行動しているその姿は、とてもかっこいいです(^^)
好きなことに取り組む勇気を持つことと、それにむけて行動すること。
私もおそらくある部分はできている気がするのですが、何か足りていない(^^)
まずは1〜5のステップ、もうちょっとがんばってみよう。
そして6ができると7は普段頑張っているので(^^)8に手が届くかな。(^^)