先日たまたま見ていたテレビで、コロナによる自粛期間中にダイエットを始めていい具合に結果がでました、なんていう投稿がありました。
この自粛期間中は
- 家で食べてばっかりだし、毎日家で飲んでいるんで太った
という人もいれば、私のように
- 外食や飲み会が減ってむしろ減った
という人もいます。
なので増えたにしろ減ったにしろ、どっちもよくある話なのでその話題自体は別になにも引っかからなかったのですが、わずかに耳に入ってきた言葉で、「ん?」と画面を見てしまいました(^^)
リケジョならではのアプローチ
「なに?リケジョがなに?」
どうでもいいことで耳に引っかかってしまった(笑)
私も物理専攻でしたので、理系で女性が少なかったことはもちろん体験して知っておりますが、リケジョという言葉はイマイチ好きになれないんです。
でも耳にひっかかった。
どういうことかというと、理系出身のため数字を扱うことが比較的得意だったということで、ダイエットする行動をカロリーで計算したんだそうです。
カロリー計算ダイエットは賛否両論ありますね。
賛成派:消費するカロリーより取り込むカロリーが低ければ体重は落ちる
反対派:低カロリーにこだわると身体に必要な動物性タンパク質が不足したりして筋肉がつかず基礎代謝が落ち、痩せにくくなるだけでなく身体自体弱くなる
まあ、この賛否両論は「カロリー計算”だけ”でいいのか」という論点にすぎないんですが。
この人がやったアプローチは面白かった。
脂肪1kgを燃焼するのに必要なエネルギーは7,200kcal。
一月に1kg脂肪を落とすことを目標にすると7,200÷30日=240kcal/日と、1日あたり240kcal消費カロリーが上回ればいい、という目標をたてたんだとか。
自分の基礎代謝、運動量、生活活動、食事などをできるだけカロリー表示にして記録を始めました。
ところがやっていると思ったように変化しない。
そこで食べるタイミングとか、運動する時間だとか、いろいろ試してみたんですって。
それがノートにぎっちりかいてあって、うまくいけば継続し、うまくいかなければ方法を変えてみるということを繰り返したそうです。
結果、自分なりに期待したダイエットが実現できたんだとか。
ダイエット自体は何度もこのブログでも申していますが正直興味がない(笑)
”痩せる”ことではなく”健康でいる”ことに意味があるので、健康でいるために体重を落とさなければならないときは、ダイエットはしようと思います。
このアプローチ、リケジョだから、ではないですね。
私の個人的な印象は、「しっかり仕事できる人なのかな」ということ。
さきほどのダイエットのやり方は、ちょっとした事業のやり方そのものです。
- 「身近な」目標をたてる:1ヶ月に1kgという現実的な目標を設定している
- 必要な情報を収集する:活動をすべて「カロリー」という同じ単位にすることで、同じ土俵で比べることができるようになりました。これ、とてもいいやり方です。
- 活動をレビューしてフィードバックする:自分の思うようにいっているかどうかを確認していますね。
- 課題にあたれば仮説を立てて検証する:うまくいかない、という課題に対して、「これならうまくいくかな」という仮説を立てて実際にやってみて判定しています。これをネットで調べたり人から聞いたりするのではなく、自分で確認をしているところが大切です。
この方は自分で計画をたてて、行動して、修正して、前に進んでいます。
私からすると、「自分で課題を見つけて、解決のアプローチを考え、実際に行動し、解決にむかっていける」人という印象を持ったのです。
昨日ブログに投稿した瀧本哲史氏の著作にあるように「自分の人生を自分でみつける」ことができる人なんじゃないかな。
他人の話なんですが、ちょっとほっこりした気持ちになりました(^^)
興味深かったので私も自分の基礎代謝や脂肪量からどれくらいのカロリーを目安にしたらいいか、計算してみました。
すると1日の摂取カロリー目安はだいたい2,000kcalくらい。
今日の昼に立ち寄った東秀のれんげ食堂で、以前食べていた東秀セット(醤油ラーメン、チャーハン、餃子)は1,300kcalだって(笑)
カレーライスは色々タイプがあるけど、外食で食べると900kcalくらいあるらしい。
これから食事するときに面白そうなので、色々チェックしてみよう。
調べている流れで見つけたこのサイト、なかなか便利です。
カロリーだけでなく栄養素なども細かく掲載されていて、しかも見やすい。
少し自分の食事を気にする人がいたら、いい情報源になるかも。