48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

英語センス look/see/watch

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今週ご紹介する英語センスは、「みる」です。

 

「みる」を意味する英語の中からよく使われる「Look / See / Watch」について、原澤講師、岸講師が「英語耳をひらこうオンラインセミナー」のために作成したコンテンツを使ってご紹介します。

 

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こちらは3つの「みる」について、簡単にまとめたものです。

 

なんとなくでいいので、少しイメージがもてればOKです(^^)

 

 

Look

 

まずは”Look”。

 

Lookを使うときは、「見る対象・存在」が必要です。

 

atを伴って Look at 〜で「〜を見る」となるのですが、「〜」のところに具体的な対象がくることが必要です。

 

Look at the scenery. 景色をみてごらん

 

こんな使い方です。

 

さてLookを使ったいろいろな表現方法があるので、それもご紹介しましょう。

 

Look for 〜 「〜を探す」

 

I've been looking for it but I can't find it.

「ずっと探しているけど、見つからないんだ」

 

Look to 〜(動詞) 「〜することを期待する」

 

I look to get a job soon.

「早く仕事を見つけたいな(仕事につきたいな)」

 

Look forward to 動詞ing 「〜することを楽しみにしている」

 

I look forward to seeing you at the party.

「パーティーで会えるのを楽しみにしています」

 

Look after 〜 「〜の世話をする」

 

Please look after my kids while I'm away.

「でかけている間、子どもたちの世話をお願いします」

 

Look like 〜 「〜みたいに見える」

 

You look like a movie star.

「映画スターみたいだね」

 

いろいろなLookがありますね!

 

 

See

 

See は「目に入ってくる」というイメージ。

 

Lookが「見る」という動作を表すのですが、Seeは「見えちゃった」みたいに、自分で見ようとする動作ではなく、「目に見えるものがはいってくる」という感じです。

 

I see her standing there.

彼女がそこに立っているのが見える。

 

Seeには「見える」の他にもいろいろな意味をもっています。

 

「〜をみかける」

 

Have you seen him at the office today?

今日オフィスで彼を見かけなかった?

 

「〜に(再び)会う」

 

Good to see you.

「久しぶり!」

 

※ 初めて会うときはNice to meet you.で、二度目以降に会うときはこちらのGood to see you.を使うことになります(^^)

 

「〜を理解する」 = understand, get

 

Do you see what I mean?  I see.

「私が言っていることがわかりますか?」「わかった」

 

「〜を確かめる」

 

May I see your ticket?

「きっぷを拝見します(確かめさせてください)」

 

seeって幅広い意味がありますね。

 

 

Watch

 

そして、Watchです。

 

これはLookと同じように「みる」という動作を表しますが、特に「継続的な動きなどを見続ける」というイメージです。

 

「窓を見る」なら Look at the window. とLookを使いますが、Watchは使いません。

 

「テレビを見る」なら「テレビに映る動く映像を見る」という「継続的な動き」を見ることになるので Watch television.とLookではなくWatchを使います。

 

Look at television. だと「テレビという物体をみる」というイメージで、テレビに映る映像をみることは意味しません。

 

こんな違いです(^^)

 

go see a movie.

「映画を観に行く」

 

これは映画という「継続的な動き」を見るのでwatch を使うのでは?と思いますね。

 

go watch the movie.とすると、「映画のタイトルのイメージがあって、その映画を見る」という意識が強いときです。

 

たとえば「君の名は」という映画を見るんだ、と特定のタイトルをイメージしていた場合はwatchも使えます。

 

なのでmovieはthe movieとthe(定冠詞)が使われるのが普通です。

 

go see a movie.というと「映画館にいく」という感じです。

 

映画館へは映画を観にいくために行くことが一般的ですよね。

 

具体的なタイトルは特に意識していないので、a movieと不定冠詞が使われるのがおおいでしょうね。

 

watchもいろいろな使われ方があります(^^)

 

「〜を(長い時間)眺める」

 

I sit and watch the children play.

「座って子どもたちが遊ぶのを(長い時間)眺めている」

 

「監視する」

 

I'm watching you.

「お前のこと見張ってるぞ」 これ映画とかでよく使われます(^^)

 

「(患者など)を注意深く見る」

 

Watch the patient carefully.

「患者を注意深く看護する」 観察するのですが、何かあったときに手当をする意識があるとwatchを使い、ただ観ているだとkeep an eyeを使うことがあります。

 

「気をつけろ」

 

Watch out!

「危ない!」

 

watch out for fire.(火の用心)とforを使うと「〜に備えて気をつけろ」という意味になります。

 

 

 

いかがでしたか?

 

日本語で同じ「みる」でも英語だといろいろな意味があるんですね。

 

これは逆に英語からみたら、同じseeでも日本語だといろいろな意味がある、ということと同じなんですね。

 

言葉の持つ意味が違うのはその背景にある文化などの影響があるわけで、必ず1対1で訳が決まるわけではないことの方が当たり前かもしれません。

 

 

また来週も英語センスをご紹介したいと思います(^^)