(画像:映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』公式サイトより引用)
007で同じのダニエル・グレイグが探偵として、あるイギリスの館で起こった事件の謎解きをする物語。
登場人物のほとんどが容疑者になりうる曲者揃いで、事件の真相にせまるまでいろいろなストーリーが登場してきます。
シャーロック・ホームズやアガサ・クリスティなど、推理系の話は好きなのでこの手の映画は個人的に結構楽しめます。
2019年11月に米国で上映され、日本では2020年1月に公開されています。
公式ホームページで登場人物の紹介などがよくできているので、ざっくりとどんなものかを知りたい場合はそちらをご覧いただくといいと思います。
さて、推理物語なので内容についてここで述べることは控えましょう(^^)
推理系でネタバレほど罪なことはない・・・
007では渋くて、モテモテでやりての工作員としてのキャラクターが確立されたダニエル・グレイグですが、この映画では少々コミカルな役どころ。
キレッキレの探偵というわけではなく、どこかコロンボのような泥臭さを感じさせるキャラクターです。
ダニエル・グレイグのイメージが残っている人は、むしろそのためにこのキャラクターを楽しめるかもしれません(^^)
ストーリーですが、多くの登場人物に容疑者になりうる要素を散りばめて、途中でもしかして、もしかしてと予想が二転三転するのは、アガサ・クリスティの流れを感じさせました。
すると公式ページにこんな掲載が。
監督は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン。もともとミステリーが大好きだった彼が、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーに捧げ100%オリジナル脚本で撮り上げた。
あら、意識していたんだ(笑)
そしてライアン・ジョンソンは2010年に「アガサ・クリスティの推理小説を思わせるようなミステリー映画を作りたい」といっていたそうな(Wikipediaより)。
な〜るほど、だからか(^^)
はい、とてもアガサ・クリスティを思わせる展開でした。
そら、名監督が巨匠を意識して作ったとあれば、それはいい作品になるだろうなぁ。
先にも申しましたがアガサ・クリスティの小説は結構好きなので(なのでテレビドラマ「名探偵ポアロ」はよく観ていました)、展開は私の好みです。
小学生の時に家でとっていた学研の「科学」と「学習」シリーズ。
その「学習」で「名探偵 荒馬宗介(あらまそうかい)」が大好きで、私の推理モノ好きはここからかもしれません。
その前に江戸川乱歩の小説を図書館で借りて読んでいたかもしれませんが、圧倒的に荒馬宗介の印象のほうが強い(笑)
3〜4年前にKindleで出版されたようですね。
推理モノがお好きな方には楽しめる映画だと思います。