前日12時半すぎに寝たにもかかわらず、朝6時の目覚ましてちゃんと起きれた。
さて最終日ではあるが、この日は帰りのバスの時間が確定しているため、それに合わせた現実的な目線で計画を見直さないといけない。
予定では、四日市宿 →(11キロメートル)→ 石薬師宿 →(4キロメートル)→ 庄野宿 →(9.2キロメートル)→ 亀山宿 →(5.7キロメートル)→ 関宿
の合計29.9キロメートルのつもりでした。
しかしホテルの無料朝食が朝7時であること、関宿の最寄りの関駅で12:59発の電車に乗らないといけません。
朝食をたべて8時出発とすると、電車まで4時間45分くらいしかない。計算すると1キロメートルあたり9.5分で進行する必要があり、これはちょっと無理ということになった。
1つ手前の亀山宿の場合、最寄りの亀山駅で13:24の電車に乗れればいい。同じく8時からスタートして、13:15分までに到着するには、1キロメートルあたり13分のペースでいけることになる。
足裏の豆もかなり傷んでいるし、アレルギーだと思った膝周りの赤い腫れはどうも日焼けによるやけどの可能性が高くなってきたこともあって、無理をせずに手前の亀山宿をゴールにしよう、と決定。
これならゆっくり朝食もとれるし、少し走りをいれれば時間的に余裕ができます。
朝部屋のユニットバスでお湯ためて体を温めてストレッチ。やけどの腫れには痛かった(笑)
朝食はこちら
すべてバイキング形式で、メニューもあとはパンくらいなので多くはないですが、バランス良く食事ができたのでとても助かりました。
近鉄四日市駅。
今回はスタートから走りをいれて時間を稼いで余裕をもってゴールしたい。テーピングもしっかりしていざ出発。
この日はこの3日間で一番暑い日でした。
足裏の豆の痛み、足の疲労に加えて、この暑さ、もまた難敵となって現れました。
この日はいつもよりも早めに多めに水分補給。
途中采女(うねめ)町のコンビニがあり、ガイドによるとゴールの亀山の近くまでコンビニがないようなので、ここで水分を調達。
確かにこの後、自動販売機もない区間がずっとつづいて、さきほどコンビニで調達しておいてよかった、と思いました。
少しでも走ってゴールへの余裕を持っておきたいと懸命に足を動かすのですが、走りが持続せず、すぐに歩いてしまいました。
これは暑さが原因だな、と昨日発見した日傘効果を期待して傘をさして暑さをしのぎます。
傘さすだけでだいぶ楽になる感じがあったので、やはり暑さはきつかったんでしょうね。
膝のやけどの腫れも痛くなってきました。
もっていた飲料もなくなりかけてきたときに、店舗の看板が・・・自動販売機があることを期待して近づくと・・・ありました!
日陰に入ってリュックおろしたら、休憩気分になってしまった(^^)
まずスポーツドリンクを1本。ゆっくり飲んでいたつもりですが、その場で飲みきってしまいました(笑)
するとぐったり来ていた体が少し元気になった気がしました。汗を大量にかいて電解質がながれていたのかも。
持っていた梅干し粒を食べたら、これがうまい!あ〜やっぱ塩分足りなくなっていたかも。
5分ほどでしたが休憩をしたら、元気が出てきた気がしました。
なので傘をしまって再び走ることに。
途中きつくて歩いたりもしましたが、なんとか目標の13:24の電車にのれる13:12に亀山駅に到着!ゴールできました〜〜。
亀山駅を利用することの利点は、ここが始発ということ。
なのですでにホームには電車が入っていました。
私はひざのやけどの処置をすべく、まずトイレに。
やけどがこんな感じでした。
近くに薬局がなかったので、バフを濡らして患部に巻いてみました。普段はマスク代わりにつかうバフですが、今回は水にぬらして首に巻いて冷却タオル代わりにしたり、今回のようにひざにまいたりして、いろいろな使い方ができる便利品であることがわかりました。
ウエアが汗がぐっしょりだったので、最初は電車で立っていたのですが、1時間乗らなきゃいけないので途中から座って仮眠をとりました。
名古屋についてまず行ったのが薬局。ここで冷えピタを調達。帰りのバスに乗っている間貼っておこうと。
次に遅いランチ。バス移動で夕食をとる時間が取れない恐れもあったので、駅ですませました。
名古屋コーチンの親子丼(赤味噌したて)と味噌カツ串のセットに、おつかれ生ビール。
一息ついて名古屋駅から歩いて15分くらいのところにある銭湯へ。
前回帰宅前に汗を流せなかったことを反省して、今回は事前調査してきました。
こちらの地蔵湯さんは、15時オープンでソープ類もある、ということで(おいてない銭湯もあります)こちらにお邪魔。
昔ながらの番頭さん風の銭湯です。
汗を流してスッキリしたあとに入ったのは、「水風呂」。
足と腕の日焼けしたところと豆ができているところは炎症を起こしているか、熱をもっているので、とにかく冷やそうと。
温かい浴槽にも入りたかったのですが、今回は冷却メイン。水風呂は苦手ではありますが、今回ばかりはしょうがない。
それでも数分浸かっていたことで痛みなどが軽減した気がします。
そして着替えるときに買ってきた冷えピタを患部に貼りまくりました(12〜3枚貼ったと思います)
足裏は後から痛くなった左の方が重症で、血豆になっていました。。。
(お見苦しくてすみません。。。)
さあ、帰るぞ。いざ名古屋駅へ。
時間に余裕をもたせていたつもりだったのですが、バスの時間まで意外となく、しかも初めて行く名鉄バスセンターで乗り場がどこかもわからず、看板見つけて階段登るものんびりした大型カップルに阻まれて前へ進めず、メールをみると乗り場が4階とあったので4階にいってみたらそれらしきバスはなく、今度は添付ファイルをみてみたら「3階」と書いてあるのであわてて3階に行ってみたら「新宿行き」のバスを発見!
自分の名前をいって登録を確認。
ほっとして飲み物買いに行こうかと思ったら、16:29で出発まで後1分だった。。。
実は私16:35分と勘違いしていた・・・あぶなっ!
慌てて乗り込んで、すぐに出発。
1,000円の追加料金えで、2人がけのシートを優先に1人使用できる最後部座席をとっておきました。トイレもすぐ。
高速バスは中央道経由で新宿へ向かうようです。
そこで、はっと気になってリュックの中身を確認してみたら・・・ない・・・何が?・・・ランニング用のメガネとウエストポーチ。
なんで?
あ!銭湯のロッカーの中だ・・・
最後の最後までドジふんでます。最初の休憩で立ち寄ったサービスエリアで電話をしたら、ロッカーにまだあったらしい。
大きいリュックを取り出して、通行のじゃまにならないよう蓋を一旦しめたらそれっきりそこに意識がいかなくなってしまったもの。こら、老化だな。。。
銭湯の方がとても優しい方で、受け取り払いで配送を手配してくれることになりました。ありがたや〜〜。また名古屋にいったら絶対に寄ります!
帰りのバスはこちら。
https://www.keio-bus.com/highwaybus/
高速は予想通り週末渋滞にぶつかり、30分遅れで新宿に到着。
夕飯食べてなかったので、こちらで30分ほど軽く食事。
終電1本前の電車で帰宅することができました。
今回の旅、8月に計画をたてて今回実行となったのですが、当初の目論見と大きくずれた反省点は、「ペース」。計画していた1キロメートル12分は、途中走ることを含む前提の数値でした。歩くだけだと15分近くかかってしまうことがわかりました。次回に活かそう。
次に「足裏の豆」。よく調べてみよう。ランニング用の5本指ソックスなので、かなり推奨レベルのはずなんですが、たぶん、ソックスと足がこすれているんじゃないかと。水ぶくれは摩擦によるやけど、らしいので。
それから「日焼け防止」。前回も水ぶくれができて痛い思いしていたのに、今回は日差しをなめていました。反省・・・9月もすごかった。それと自分の皮膚の弱いところを発見。
今回の3日間歩く旅は、総じてきつかったし、しんどかったけど、楽しかったし、達成感もあったし、体力の回復に手応えを感じられたし、いい旅だったと思います。
次は東海道五十三次のゴール京都三条まであと1回2日間で到達できる見込みです。寒くなる前にやっておきたいなぁ。。。
余談:翌日、小物を入れている登山用の防水小物入れ(スタッフバッグ)を1つと夜行バスで使用した空気枕・アイマスク・耳栓一式をどこかに置いてきてしまったことに気づく。。。多分銭湯だと思うんだけど、電話したときに伝えてなかったからなぁ。。。
いや〜、道間違えたり、忘れ物したり、時間間違えたり、ドジだらけな旅でした^^;;