48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

東北乗り鉄の旅〜2日目陸羽東線

東北乗り鉄の旅の2日目に入ります。2日目は「ひたすらローカル線であみだくじ」(笑)2日目の旅程はこんな感じです。

 

まず、JRが大船渡線気仙沼から一ノ関まで向かいます。

 

気仙沼6:01 7:32一ノ関

 

続いて東北本線に乗って小牛田(こごた)に南下。

 

一ノ関7:54 8:41小牛田。

 

小牛田からこの日のメインの一つ、陸羽東線(りくうとうせん)で新庄に西進します。山形県に突入です!陸羽東線の乗り倒す(笑)

 

小牛田9:08 11:13新庄。

 

その後奥羽本線で横手に北上。秋田県に突入です。

 

新庄11:22 12:53横手。意外と時間かかります。

 

横手から北上に今度は東進。気仙沼から左行って上行って右行って、とあみだくじのように動くんです(^^)

 

横手14:15 15:36北上。

 

北上からは東北本線で盛岡に北上です。この地図の表示は新幹線ですが、在来線を使って向かいます。

 

北上15:40 16:30盛岡。

乗り換えが4分しかありません^^;; ローカル線でこの乗り換え時間は大丈夫かと思いましたが(なんせホームをまたぐのに階段上って降りて、なんてことをしなくてはならないことが多いので)。。。

 

この盛岡が2日目の終点です。

 

 

 

ということで、JRが大船渡線については先日お伝えしましたので、まず一ノ関から小牛田に向かう東北本線

小牛田行きです。終点なので降りそこねる心配はない(^^)電化されているため、電車が走行です。E721系。東北地域を走る電化路線(JR東日本青い森鉄道阿武隈急行仙台空港線)に多く使用されています。

 

シートはボックスタイプですね。東北本線は東京駅から盛岡駅を結ぶ、日本列島の背骨に相当する大路線です。元々は上野駅青森駅を結ぶ路線で、かつては「はつかり」という寝台特急、「八甲田」という夜行急行などが走っていて、青森駅に直結している青函連絡船にのって北海道へ行く、という東京と北を結ぶ大きなパイプでした。

 

♫うえのはつの やこ〜れぇ〜しゃ おりたときから〜ぁ あ〜おもぉり〜えきぃは ゆき〜のなかぁ〜♫

 

石川さゆりの有名な「津軽海峡冬景色」の歌詞にもでてくる、この風景は、まさに東北本線あっての歌だったんです(^^)

 

私も若い頃はとてもお世話になりました(^^)

 

さてさて今回の主人公は小牛田と新庄を結ぶ陸羽東線です。

 

こちら「奥の細道」というペインティングがされていますが、「奥の細道湯けむりライン」という愛称がつけられています。

 

新庄駅を起点に、東の小牛田駅に出るのが陸羽東線、西に向かって日本海側にある余目駅(あまるめ)にでるのが陸羽西線です。

 

東日本を縦に縦断する大きな路線は、東京と盛岡の中心線を結ぶ東北本線を軸に、太平洋側は上野と仙台をつなぐ常磐線、福島から奥羽山脈の西側を新庄、秋田、弘前を通って青森に通じる奥羽本線と3本の路線があります。

 

参考までに、日本海側には羽越本線といって新潟県の新津と秋田を結ぶ大きな路線もあります(2年前の東北旅行の時に乗ってきました(^^))

 

陸羽東線はその3本の柱のうち東北本線奥羽本線をつなぐバイパス的な路線です。この日にのる北上線も同じく東北本線奥羽本線をつないでいます。

 

1913年(大正2年)に小牛田駅岩出山駅を結ぶ”陸羽線”として東北本線側が開業。1915年に、今度は新庄駅から瀬見駅(当時。現在は瀬見温泉駅と改称)に”新庄線”が開業。それぞれ徐々に延伸していきます。

 

1917年に双方から延伸していたものが合流し、全線開通、路線も”陸羽東線”と改称されました。昔は準急や急行といった優等列車が走っていたようですが、現在は各駅停車のみです。昔「もがみ」という急行列車は聞いたことがあったかも。

 

また、陸羽西線の西端である余目駅や、東端である小牛田駅に接続している石巻線で太平洋側の駅である石巻駅と直通する列車もあったらしい。

 

乗り鉄的には、太平洋の石巻から日本海の余目まで乗換なしで乗ってみたかった。。。

 

季節限定でもいいから、そういう企画列車つくればいいのに、とつい思ってしまう(^^)専用のお弁当付きで快速というイベント列車。

 

そういうイベント企画する仕事だったら寝食忘れてやりそう・・・(笑)

 

なおこの陸羽東線は、宮城県民にも評価高い鳴子温泉を始め、川渡(かわたび)温泉、中山平温泉赤倉温泉瀬見温泉と”温泉”の駅名がつく駅が5つもあります。元々は”温泉”がつかなかったのですが、近年改称しているらしい。

 

ま、それだけ温泉地域を横断している、ということでもあります。

 

(画像:全国鉄道路線図.comのページより引用)

 

中の様子はこんな感じ。ロングシートボックスシート、2人用ボックスシートの3種類があるのは、この東北でよくみかけます。通勤・通学利用、観光利用、それぞれの用途にあわせているのかもしれません。

 

一ノ関を出発したときは、快晴で山の雪が綺麗でした。

 

奥羽山脈に近づいてくると雪が目立ち始めます。山の上から向こうは雲で覆われている様子がわかります。

 

トンネルを抜けて山に入ってくるとこの通り。視界が全然見えなくなり、雲の中を走っているようです。

 

新庄に到着しました(^^)すっかり雪景色でして、空は雪国特有のどんよりした曇り空でした。

 

山の中を抜けていくこの路線は車窓からの眺めがいいですね。

 

もう少し早く紅葉の時期であれば、絶景が続いていたでしょう。秋の鳴子の紅葉はとても有名です。今年はあっという間に秋が過ぎてしまったようで、ちょっと残念でした。