48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

東北乗り鉄の旅〜計画編

2年前にJR東日本「大人の休日倶楽部パス」を使って、電車を乗り倒す”乗り鉄”旅をついに実現し、また行きたいなぁ、なんて思っていたのですが、父のこともあり昨年は見送り。

 

今年も当初は父の療養・介護のサポートがあるだろうから無理かな、と思っていましたが、思っていた以上に早く亡くなってしまい、マンション売却も目処がたち、相続もある程度みえてきたので、「行くか!」と思い切って今年は敢行することにしました。

 

仕事の状況、パスの有効期間を鑑みると、12月上旬の4日間がピンポイント。

 

日程が決まれば、次は旅程です。

 

いつも言ってますが、旅行の醍醐味の一つは、この「計画をたてている」時間なんですよね(^^) しかも今回は先日購入した時刻表をもっているので、昔のようにページをめくりながらあれこれ想像する楽しみがあります。

 

まず1つ「これは実現しよう」という狙いを定めます。

 

今回の狙いは「三陸鉄道の制覇」です。

 

岩手県北部の久慈と南部の盛(さかり)を結ぶ、日本最長の第三セクター路線です。

 

私が浪人時代に東北一人旅に行ったときは、久慈と宮古を結ぶ「北リアス線」と釜石と盛をむすぶ「南リアス線」で、宮古と釜石はJRが走っていました。

 

当時、盛岡から宮古に出て、JRで吉里吉里(きりきり。小説「吉里吉里国」の舞台となった場所)にいき、そこの海岸で「鳴き砂」を経験。釜石に出て花巻に戻る、というルートを通ったことがあります。

 

2011年の東日本大震災で被災をし運行できなくなった時期がありましたが、見事に復活。NHK朝ドラの「あまちゃん」の舞台となったことでも有名です。

 

思い出もあるし、まだ通ったことがない地域もあるので、今回の柱は「三陸鉄道制覇」に設定(^^)

 

大人の休日倶楽部パスは4日間有効。私も4日連続が東京を離れられる最大日数でもあるので、ここから枠組み作りをします。

 

1日は仙台に立ち寄って、お世話になっていたお寿司屋さんに顔を出すこと。

 

最終日の夜は箱根に移動して、ホテルおかだに宿泊して締めくくること

 

これを盛り込みます。

 

日程的に仙台のお寿司屋さんは3日目の夜しかチャンスがないので、3日目の夜は仙台に宿泊し、4日目に東京に戻りつつそのまま箱根に行く、という後ろの枠組みは決まり。

 

次に三陸鉄道縦断の方向を検討。南の盛から北上するか、北の久慈から南下するか。

 

盛から北上するプランは、東京からの移動でほぼ終わってしまうことが判明。盛駅三陸鉄道の他に一ノ関から気仙沼を経由してJR大船渡線が接続されているのですが、気仙沼と盛の間はBRTといって、代行バスに置き換わっています。震災による損害が激しく、利用状況を鑑み鉄道の復旧ではなく、バスへの切り替えになった路線の1つです。

 

このため、新幹線で一ノ関に出たとしても(しかもはやぶさは止まらない)、気仙沼まで鉄道で移動し、そこからバスに乗り換えます。

 

すると盛に着くのはまあまあいい時間になってしまうことがわかりました。

 

で、久慈から南下するパターンは、朝イチのはやぶさ1号に乗ると、八戸から八戸線で久慈にむかい、お昼時間が1時間とれて、12時すぎに盛へ直行する編成があることが判明。

 

これだと、その日の夕方までに三陸鉄道を縦断して、気仙沼まで移動できます。

 

ということで初日に三陸鉄道制覇を実現し、気仙沼に宿泊、が決定(^^)

 

 

 

続いて2日目の計画です(^^)

 

気仙沼から鉄道で一ノ関にまずでて、さあそこからです。

 

一ノ関の南に小牛田(こごた)という駅があり、そこから陸羽東線(りくうとうせん)という路線が奥羽山脈に向かって西へ向かい山形県の新庄まで繋がっています。

 

実は新庄を起点に東側が陸羽東線東北本線の小牛田へ、西は日本海の酒田に向かう陸羽西線(りくうさいせん)が走っています。

 

この陸羽”東西”線を一気に制覇してみたいな、と思って時刻表をめくります。陸羽西線最上川沿いを走る車窓からの眺めが楽しみな路線です。

 

ところが・・・2022年5月から2024年度(2025年3月)までトンネル工事のため運休となり、バス代行運転になっていることが判明。

 

となると陸羽西線コースはあきらめ。

 

ならば、と考えた代案は、新庄から奥羽本線で北上して秋田県の横手から北上線で再び東に向かう、というコース。地図を北を上にした場合、左→上→右と”あみだくじ”的な動きをします。

 

東北のローカル線に乗る、ということで、これもありか、と。

 

夕方に盛岡に到着するので、温泉に入れるドーミーインにも泊まれるし。

 

あ、そのドーミーイン、銀河ウルトラマラソンのときに止まったところだ。

 

www.almater.jp

 

北上駅はまさに当日宿泊した場所。半年ぶりの再訪になります(^^)

 

ということで、2日目はローカル線に揺られる旅にしました。

 

では3日目です。夜は仙台に夕飯前に到着する縛りがあるので、それを前提に。

 

狙いはJRではないのですが、「秋田内陸縦貫鉄道」に乗ってみようか、と。なかなか地方の私鉄に乗る機会がないですからね。

 

盛岡から角館にでて、そこで秋田内陸縦貫鉄道にのり大館へ。そこから花輪線というJRがのローカル線に乗って盛岡に戻り、新幹線で仙台に。

 

時間もなんとか収まりそう(^^)

 

 

 

そして最終日の計画。

 

2年前は仙台から常磐線で東京へ直行する特急「ひたち」で常磐線を乗り倒そうとしましたが、仙台出てすぐ強風のため立ち往生したことがあり、この時期にひたちに乗る計画はリスク大きいな、と断念。

 

かといって、新幹線ですっと帰ってくるのもつまらない。

 

考えてみた。あ・・・

 

東京上野ラインができて、東北線東海道が繋がったからそれを乗り倒すか。。。

 

つまり東北線の宇都宮から東海道線の箱根の玄関口である小田原まで、乗換なしで行く、というプラン。JRポイントでグリーン券がただで手に入るので、グリーン車でゆったり移動できます。

 

ちょっと前は黒磯から熱海まで直通していた気がするのですが、今は東北本線は比較的横須賀線で逗子方面にいく編成が多く、しかも黒磯よりもう少し東京よりの宇都宮が起点となっているもよう。

 

仙台から仙山線で山形にでて、新幹線つばさで宇都宮に向かい、そこから小田原の手前にある平塚まで1本で行く編成があることが判明。小田原まではいかないけど、これでも十分乗り倒せる(笑)

 

よし、決定!

 

 

 

こんな感じで乗り鉄計画を作っています(^^)

切符も手に入れていざ出発(^^)