48歳からの挑戦

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東北乗り鉄の旅〜3日目JR田沢湖線からの秋田内陸線

東北乗り鉄の旅も折り返しとなりました。3日目は秋田の北部を回って仙台に行くコースです。

 

まずJR田沢湖線で角館にでます。

 

続いて私鉄ですが、秋田内陸線に乗り鷹巣駅に向かいます(この地図ではGoogle mapのバグで秋田経由の表示になってしまうので、2つ手前の大野台という駅をゴールにしています)。

 

奥羽本線にのって大館駅へ向かいます。

 

JR花輪線で盛岡まで一気に降りてきます。JR花輪線好摩駅までですが、いわてGRTに乗り入れしており、盛岡まで直通でこれます。(これも地図の表示がバグっているため、便宜上東大更駅をゴールに指定しています)

 

そして盛岡からは新幹線で仙台まで一気にきます。夜お寿司屋さんに行くのでその時間に合わせるにはこれしかない^^;;

 

ということで、いざ3日目のスタートです。

 

まずは盛岡から田沢湖線に乗って角館(かくのだて)に向かいます。

田沢湖線には新幹線こまちで移動です。

 

こちら田沢湖線の路線図。全国鉄道路線図.comさんがいい感じでまとめていらっしゃったので、私も参考にして自分で作ってみました(^^)

 

田沢湖線1921年に盛岡ー雫石間、大曲ー角館がそれぞれ開業したのが始まり。その後延伸を続け、1923年には盛岡からは橋場(今の赤渕駅から外れたところにあった)まで、大曲からは生保内(今の田沢湖駅)まで延伸。

 

ところが、第二次世界大戦のさなか、雫石ー橋場間が運転休止に追い込まれてしまいます。

 

紆余曲折して結局1966年に赤渕ー生保内がつながり、生保内駅田沢湖駅と改称し、路線も田沢湖線と改称。1975年には電化が始まり1982年に電化完了。

 

1996年に秋田新幹線導入に向けて、線路幅を標準軌に変更する改軌が開始、1997年に改軌完了して、「こまち」の運転が開始されました。

 

空は快晴!

角館駅に到着です。余談ですが、このときにのった「こまち1号」は、初日に上野から八戸に向かう際に乗った「はやぶさ1号」と連結されていた新幹線で、奇しくも日を変えて同じ編成の新幹線に乗車することになりました(^^)

 

盛岡8:48 こまち1号 9:35角館。

 

角館駅です。武家屋敷と桜が有名ですね。

 

駅に向かって左側に、秋田内陸線の切符売り場と改札があります。秋田内陸線は元国鉄を引き継いだ路線なんですが、JRになる前に移管されたためか、大人の休日倶楽部パスでは乗車ができません。(含めて〜〜)

 

本当は片道切符でよかったのですが、私が勘違いをしてワンデーパスを購入してしまいました^^;; するとなんと「リピーターチケット」という、次に無料でパスと交換できるチケットまでいただいてしまいました。

 

ちなみに片道は1,700円。ワンデーは2,500円。リピーターチケット使えば実質1,250円なんですけどね・・・

 

こちらが秋田内陸線の車両です。1両編成。

 

車内はこんな感じ。

 

窓側の飲み物台になんと路線図が(^^)これはなかなかよかった。運転しているときに、「今ここかぁ」なんて確認できますからね。

 

車内には秋田犬の子犬の写真がたっぷり飾られていました(^^)癒やされます。。。

 

秋田内陸線の路線図がこちら。

左側の角館から右側にある鷹巣(たかのす)という駅までいきます。JRでは「たかのす」駅は「鷹ノ巣」と表記しますが、秋田内陸線では「鷹巣」と表記されます。昔はJRではと同様「鷹ノ巣」という表記だったそうですが、1986年に「鷹巣」に改称。

 

さて、この秋田内陸線ですが、鷹巣と角館の全長94.2kmを結ぶ鉄道で、「スマイルレール秋田内陸線」という愛称がついています。

 

1934年に鷹ノ巣駅と米内沢(よないざわ)駅を結ぶ国鉄阿仁合(あにあい)線が起源となっています。その後延伸が続き、比立内(ひたちない)駅まで延伸します。

 

一方角館側からは1970年に角館ー松葉間が国鉄角館線として開業します。

 

ところが、1981年に第1次特定地方交通線として角館線が、1984年に第2次特定地方交通線として阿仁合線がそれぞれ廃止が承認されます。

 

1986年、阿仁合線と角館線が廃止され両線とも秋田内陸縦貫鉄道に移管されます。そして1989年に間があいていた比立内ー松葉間がつながり、全線開通となりました。

 

車窓からの眺めはなかなかいいです。

 

戸沢駅にて。どうもそうらしい(^^)

 

雪の中を走る列車もいいですね。この奥にあるのは、奥阿仁(おくあに)と比立内の間にある菅生(すごう)トンネルだったかな。

 

同じく奥阿仁と比立内の間にある志渕内(しぶちない)橋梁を渡っているところ。

 

駅の周りはほんとにな〜んもない(^^) 比立内駅です。単線の素朴さがいい。

 

車内には、外国人用に英語、中国語、韓国語のガイドがついていました。

 

千葉県のいすみ鉄道とコラボ中吊り企画のようです。まさかここでいすみ鉄道をみるとは。。。

 

ここは秋田内陸線で一番有名な、大又川橋梁です。

 

反対側も幻想的な眺めで、ここではアナウンスがあって、徐行運転してくれます。

 

その大又川橋梁を渡っているところです。外から見ると真っ赤な橋だそうです。

 

秋田内陸縦貫鉄道・大又川橋梁

 

萱草駅をすぎると渓流がぐっと近くなるところがあります。

 

阿仁合駅です。ここまでほとんど人の気配を感じなかったのですが、やっと街らしい雰囲気がでてきます。鷹ノ巣阿仁合の間は、民家もたくさんあり、こちら側が居住区間な印象をうけました。

 

カラフルな車両が基地に並んでいます。

 

阿仁合駅で上下線がすれ違います。

 

比立内駅手前くらいからずっと阿仁川に沿って秋田内陸線は走るのですが、米内沢駅あたりでついにお別れです。

 

そして鷹巣駅に到着しました!なんと雨^^;;

 

角館9:58 12:20鷹ノ巣

 

2時間20分ほどの旅でしたが、車窓からの眺めはなかなかいいですね。

 

こちらに季節ごとのフォトギャラリーが掲載されています。

フォトギャラリー | 秋田内陸縦貫鉄道