48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

東北乗り鉄の旅〜3日目JR花輪線

秋田内陸線の終点鷹巣(たかのす)駅の隣にJR鷹ノ巣駅の駅舎があります。

 

鷹ノ巣駅から大館(おおだて)までは奥羽本線で移動です。今回は奥羽本線の移動が多いです(^^)

 

大館で乗り換えたのはJR花輪線

JR花輪線は、岩手県好摩駅秋田県大館駅を結ぶ全長106.9kmのローカル線です。「十和田八幡平四季彩ライン」の愛称がつけられています。

 

全線単線で非電化なので、いわゆる典型的なローカル線の一つです(^^)

 

使っている車両は、東北地方の気動車キハ100系。このブログにも何度も登場してきました(^^)

 

こちらが路線図になります。移動方向としては、右下にある「大館」駅から赤い四角の中を左に向い、「好摩」駅までがJR花輪線となります。

 

実際に乗車したのは、盛岡駅まで直通だったので、好摩駅からいわて銀河鉄道に乗り入れして盛岡駅まで移動です。

 

開業は大正3年(1914年)大館ー扇田間を秋田鉄道として運行したことに始まります。

 

その後好摩方面に延伸を続け1923年には陸中花輪まで延伸をするのですが、1934年に秋田鉄道は鉄道免許を失効します。

 

一方国鉄は1922年に好摩ー平館間を開業。ここから延伸を続け、ついに1931年秋田鉄道の陸中花輪駅まで延伸します。

 

1934年秋田鉄道を買収し、国鉄花輪線編入。これにより現在の大館ー好摩間の運行の基礎ができあがりました。

 

2011年の東日本大震災で全線不通になるも1ヶ月後には全線復旧。2013年は大雨で再び全線不通になるも、1ヶ月に復旧と、災害に見舞われながらも早期復旧を果たしてきたタフな路線です。

 

それでも2022年8月の大雨で土砂がいたるところに流入してしまったときは、全線復旧は2023年5月、とかなり時間を要しました。私が乗車できたのは、復旧後わずか半年だったんですね。

 

 

花輪線からの車窓。雪に覆われた大地の向こうに山が見えるこのポイントはなかなかよかった。小屋の畑駅を過ぎたところです。

 

JR花輪線は岩手を代表する岩手山の北側を周ります。朝利用した田沢湖線(新幹線こまち)は岩手山の南側を走っているので、岩手山の表と裏を見ることができました。

 

盛岡駅に到着です。

 

写真は少ないですが、実は大館から盛岡までは2時間半を超える長旅で、車窓からの眺めはなかなかよかったですよ(^^)

 

花輪線は編成としては盛岡に直通してくれるのですが、先程の路線図にもあったように、大館から好摩までがJR花輪線で、好摩から盛岡まではいわて銀河鉄道という別会社の路線になります。

 

JR東日本発行の大人の休日倶楽部パスではいわて銀河鉄道を利用することはできますが、青春18きっぷでは、好摩ー盛岡間は別途料金を支払わないといけないんですね。

 

いわて銀河鉄道は、旧JRの東北本線の一部だったことから、全線複線で電化されていますが、JRとして残った花輪線は全線単線で非電化。こちらの方がローカル色が強いんです(^^)

 

盛岡の駅では車停めのラインに入線してきました

 

大館13:56 16:31盛岡。

 

この日は仙台に移動して宿泊するために、はやぶさにのって移動。盛岡から仙台まで39分!早い(笑)

 

盛岡16:50発で仙台到着が17:29でした。

 

ちなみに同じくらいの時間で東北本線で仙台に行くことができますが、

盛岡16:53 18:27一ノ関18:56 19:44小牛田19:49 20:37仙台

 

となんと3時間40分もかかります。まあ一ノ関で30分待ちますけど、それを差し引いても3時間強かかりますからね。いかに新幹線が早いか、実感させられます。