友人がお茶会のイベントを企画してくれたので、
仙台から銀座の会場へ直行しました。
お茶会なんて、高校時代にいった女子高の文化祭以来かも(笑) 友人のご母堂が先生として簡単な作法などを教えてくれました。
今回特筆だったのは、自分でお茶をたてさせてくれたこと。
コツをつかまないと結構腕が疲れます。(^^)/
そして先生のたてたお茶と自分のたてたお茶の味が全然違うことにびっくり!
手早くしっかりお湯とお茶を混ぜ合わせるのは、技術力といっても過言ではないです。
お茶会が終わった後、縁あって友人と先生と昼食をご一緒させていただきました。
そこで私は
「茶道では何を訓練するのでしょうか」
とお伺いしたところ
「心です」と即答が返ってきました。
季節や時勢、相手の好み・価値観などいろいろな要素をかんがみて、最高のおもてなしを考え提供することこそ、相手への最大の敬意であり、おもてなしです。その「心」を磨いていくことが茶道の「道」たる本来の姿だそうです。
いいお言葉をいただきました。
岡倉天心の「茶の本」では、「想像の美学」「不完全性の美学」に哲学をみる思いでしたが、
今回はその本質をうかがえた気がします。