昨日立ち寄ってくれた友人が
「運動したほうがいい」と強く勧めてきた。
確かに2週間ばかりランニングしていない。
踏み台昇降を読書しながらやっていると言うと
「ながら、ではなく運動に専念するほうがいい」
とこれも強く言われた。
正直気分はあまり乗らなかった。
走る前はよくある話でもある。
柔軟体操して、Garminつけて
昼過ぎの暖かい日差しの中、久しぶりに外を走る。
Garminには心拍数測定機能があり、
自分にちょうどいい120前後の心拍数で、と思ったら
走りはじめて3分くらいでもう140を超えていた。
心肺機能の低下に愕然とする。
とにかくペースを落としてこれ以上あがらないようにと
ゆっくり、ゆっくり、走る。
昨年トレーニングでよく走ったコース。
見慣れた風景が、「久しぶり」と声をかけてくれてるような錯覚をおこす。
ゆっくり、ゆっくり。
心拍数をあげたくないのが理由だが
なぜか気持ちも「ゆっくり、ゆっくり」と言っている気がする。
皇居にでた。
久しぶりだ。。。
心拍数は150~160くらいに達している。
ほんとか?と疑い手首ではかるものの、
確かに拍数があがっていると自覚せざるをえない状況が悲しい。
走る。。。
ゆっくり、走る。。。
身体はじわっと温まり汗ばんでくる。。。
走りながらいろいろなことが浮かんでくる。。。
と同時に何かが身体からじわっと
流れているような錯覚を覚える。
どろっとしたもの。
こい緑色のようなイメージ。
昔ヒットしたエクソシストという映画で
霊が乗り移った女の子が口から
緑色の吐しゃ物を出すシーンがあったが
まさにそんな色のものが身体からでていく。。
ウミ?
身体に溜まってたウミ?
こんな汚いものが身体にたまってた?。。。
あ~
もしかして
このウミばらまいていた?
周りに撒き散らかしていた?
あ~それで・・
それでだったんだ・・・
今月はいろいろあった。。。
先月からいろいろあった。。。
なんかしんどかった。。。
自分のことしか見ていなかった。。。
ちょっとしたことが気になった。。。
そして気がついたら自分でこしらえたウミを周りに撒き散らしていた。。。
いつもなら「しょうがない」と思っていた。。。
ちょっと前なら「縁がなかった」と思っていた。。。
本来の自分は「それもいいんじゃない」と思っていた。。。
取り返しのつかないことやっちまったかもしれない。。。
後悔先に立たず。。。
大切なものが離れていったかもしれない。。。
なんてことしでかしたんだ。。。
自分で勝手にこしらえて
自分で勝手に溜め込んで
好き勝手にばらまいていた。。。
ゆっくり、ゆっくり走る。軽く汗ばむくらい。
抜かれてもほっておく。
ゆっくり、ゆっくり走る。
身体からじわっと何かがでていく
このままどんどん出ていって欲しい。。。
ほんとにゆっくり走った。
息はあがってない。
脚も痛くない。
銭湯にいってみた。
洗い流された感がより強くなった。。。
また走ろう。。。