このタイトルをみてすぐに分かる人は40代後半以上の方か、国際情勢を何かしら学習していた人でしょう。
1979年に起きたイランにおけるアメリカ大使館人質事件でアメリカCIAがしかけた救出劇に使われた偽映画のタイトルである。
本日は今週なかなか取り掛かれなかった英語に触れようと映画を探していました。
久しぶりにNetflixにログイン。
最初は「ハウス・オブ・カード」が面白いらしいと聞いて視聴しようとしましたが、シーズン5まで続く長編ドラマだったことが判明し、今回は断念(^^)
実話に基づいた映画を探していたらこれにあたりました。
イラン革命が起こった直後におきたこの事件。当時中学1年だった私は、何が起きたのか正直よく理解していなかったと思います。
石油の利権を米英が独占。それに反発したイランで石油施設が国有化される。そこに米英が干渉して政権を転覆させ親米英政権をたてる。それがパーレビ国王。しかしこのパーレビがいけなかった。26年にわたって恐怖政治をほどこし、自分は贅沢三昧。これが国民の怒りを爆発させ、イラン革命が勃発。指導者ホメイニ師が亡命先から帰国し、パーレビ国王を匿っている米国に怒りの矛先を向ける。民衆はアメリカ大使館を取り囲みついに中に突入する。
事件はこのような流れで発生したそうです。
当時の緊迫した様子が映画で見事に描写されています。
驚いたのは実は登場人物が実在の人物にとてもよく似ていること。というかよく似ているキャスティングとメイクをしているんですね。
また最後のシーンでわかるのですが、いろいろな場面で当時の実際の映像や画像そっくりの場面がたくさん散りばめられていました。
ギリギリの時間との戦いという演出がすばらしく、ずっとハラハラさせられっぱなしでした。
国際問題ってこういう他国の干渉が発端や原因になっていることってきっとたくさんあるんだろうなぁ、というのが正直な印象です。確かな証拠をもっているわけではないので、あくまでも印象としか言えないですが、そう考えると辻褄があいそうなんですよ。
写真のような食事をゆっくり取りながらテレビをみている俺はかなり幸せな部類にいるんだろうなぁ。。。