48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

誰でもできるプレゼン資料作り

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3年前に卒業したビジネススクールでは、卒業後も様々なテーマの元に集まって勉強会や研究会が開かれています。

 

その中の一つに「不動産研究会」というものがあります。会員数が数百人いるそうです。(びっくりしました)

 

今回幹事をされている方から「昨今の“かぼちゃの馬車”についてなにか話してくれないかな」というご相談をいただき、ちょうど当該物件にも関わったのでお受けすることにしました。

 

頂いた時間は約40分。

 

久しぶりにプレゼン資料を作成しました。

 

大筋をつくる

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まずは全体で何をいいたいのか、その骨子を先に作ります。

私の場合は

  • 自己紹介
  • シェアハウスの紹介
  • かぼちゃの馬車の説明
  • 実際に関わった案件の紹介
  • 関わりを通じて感じた課題
  • 最後に

こんな感じで全体のシナリオを作りました。

 

発表はプロジェクターで移すのでPower Pointを使うことにしました。

 

なので、まずこれらを「目次」として箇条書きにして、次のページからサブタイトルでそれぞれの項目のページを作っちゃいます。

 

これで骨子が見えました。

 

肉付け

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骨子ができたらそれぞれの項目の概要を固めます。

 

自己紹介

 入社してから現在にいたる年表


シェアハウスの紹介

 定義

 魅力

 歴史

 市場

 事業の流れ

 シェアハウスのタイプ


かぼちゃの馬車の説明

 かぼちゃの馬車の概要

 事業内容

 騒動が起こった問題点の詳細


実際に関わった案件の紹介

 案件ごとに紹介


関わりを通じて感じた課題

 課題


最後に

 一言

 

こんな感じでサブタイトルの下にページタイトルができます。

 

ページタイトル1つにつき1ページを作ります。この段階ではページの中身は白紙です。

 

Power Pointのページをどんどん送ってなんとなくのイメージをたてます。

 

これである程度の肉付けは完了。

 

作り込み

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それぞれのページでいいたいことを表現している「グラフ」「図」「イラスト」「表」「画像」など、視覚的にわかる素材を探します。

 

これ結構重要で、このページで言わんとしていることを視覚的に伝える役目を持っています。

 

極端な言い方をすれば、文字はいらないです。

 

どうしても必要な言葉や数字があれば目立つように、それでいて余計な言葉は使わない。

 

1つのページタイトルで2ページ以上必要になるのであれば、ページタイトルを増やす。

 

これで実はある程度資料は出来上がっています。

 

この状態で発表してもなんとかなるでしょう。

 

演出

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一通り自分がプレゼンをするつもりでしゃべってみます。

 

するとPower Pointの資料で「後から表示したい」こともでてきます。

 

そんなときは“アニメーション設定”でクリックしたら表示をする、こんな演出を付けてあげましょう。

 

この段階で大事なのは時間配分。

 

目安は1ページで1分から2分。

 

あまり細かく資料をつくって2〜30秒でめくるようだと見ている方もせわしなく感じます。

 

制限時間の8割位で終われるように調整しましょう。

 

残りの2割は

  • 当日緊張してうまくしゃべれなかったとき
  • 勢いで予定以上のことをしゃべってしまったとき
  • 途中で質問などでさえぎられるとき
  • 質疑応答の時間も含まれていたとき

といった不測の事態に備えるものです。

 

私の場合は40分だったので32分計算。

 

途中2〜3分の時間を加味したので実質29枚におさめました。

 

結果はちょっとオーバーかな。

 

発表自体は時間内でしたが、ありがたいことに質問を沢山ちょうだいしたので質疑応答で少し時間オーバーとなりました。

 

このように資料作りって「伝えたいことがはっきりしている」と意外とあっさりできますよ〜(^^)