今週久しぶりに39度まで発熱しました。
午前中でかけて帰宅してちょっとだるいな、と思ったら37度ほど。
少し横になって寝ていようと小1時間ほど寝て起きたら37.8度。
早めの対策ということで病院へ行き診察を受けて薬を処方してもらって帰宅してからまた寝たのですが、2〜3時間して目が覚めたときには「こら上がってるな」と感じるほどで、見事に39度到達。
発熱したばかりだったので、検査してもわからないだろうと思ってたインフルエンザに罹患したか、と一瞬よぎりました。。。
こらどこまで上がるやらと思って再び寝てみたら、38.5度くらいで落ち着きました。
たまたまおでん食べたいと思って作りおきしておいたのが功を奏して、暖かいものを食べてひたすら寝る、ということに専念できました。
翌日及び翌々日の予定をキャンセルしてひたすら寝たら翌朝には37度まで下がっていました。
以降再発しそうもなかったのでこの日は布団から出てデスクワーク。
確定申告や法人会計処理など時間のかかる仕事がまとまってできました。
その他ホームページの更新や問合せ対応など、デスクワークだけで2日間みっちりつかっていました。
ということで週に一度の平日の休暇日(^^)
しっかり休むことにしました。
といってもいつものようにちょいちょい仕事が入ってくるんですが・・(笑)
今回の休憩日にやれたことは映画観賞と断捨離(^^)
映画はAmazon Primeで「日本のいちばん長い日」です。
もっくんこと本木雅弘が昭和天皇を演じて、松坂桃李を始め役所広司、山崎努、堤真一といった演技派の俳優さんたちのキャスティングに興味をもったこと。
原作が半藤一利氏で、先日の読書会の課題図書「昭和史」の著者であったこと。
いつもは邦画をあまりみないのですが、今回はこの2つの関心で選んでみました。
ストーリーは役所広司が演じた阿南惟幾(あなみこれちか)を中心とした展開となっています。
終戦を迎えようとしていた8月14日、戦争継続を訴える陸軍の若手将校が中心となってクーデターが発生しましたが鎮圧され、15日に終戦を迎えました。
さまざまな人間ドラマがそこにからんできます。
阿南惟幾は終戦時の陸軍大臣で、当時終戦に向かおうとしていた内閣の流れに激しく抵抗していたため、彼のせいで終戦が延びたという印象を持つ人もいます。
ですが実際はプライドが高く玉砕やむなしで暴走する陸軍の動きに牽制をかけ、暴発を防いだ功労者という評価が一般的のようです。
半藤一利氏はそのスタンスでこの物語を作っています。
映画をみて、この様子は明治維新直後の西南の役と同じような状況だったのかな、という印象をもちました。
西南の役は、新政府のやり方に不満をもつ薩摩の浪人たちがカリスマの高い西郷隆盛を担いで反乱を起こしたものです。
浪人たちが新政府の弾薬庫を襲撃したとき西郷は「しまった!」といったらしいです。
暴走を止められなかった、ということでしょう。
かわいがっていた後輩たちにかつがれてしまい、引くに引けなくなった西郷は立ち上がり反乱の頭領となります。
そして戦いに敗れ途中で自刃し、西南の役は収束します。
一方阿南惟幾の場合、陸軍若手将校が血気にはやり戦争継続を訴えていましたが、阿南がこれを陸軍大臣として内閣で戦争継続を主張することで若手の代弁者をしていました。
しかし若手が天皇の玉音放送の前日にクーデターをおこし阿南を担ごうと動きます。
阿南は自決をし、若手将校たちに無言の抑制をかけました。
結果として西南の役のような内乱にならずにすみました。
歴史のいたずらか、ちょっとしたタイミングの違いが両者の展開の違いを産んだのでしょうか。
わずか70数年前の話です。
途中私の涙腺の蛇口がひねられてしまったところがあり、相変わらず涙腺の弱さを露呈しました。
そして映画を見終わった後は断捨離。
今回は不要な服とファイルや書類、空き箱に取っておいたけど使わなかった空きガラス瓶。
またスペースができました(^^)
断捨離はやった後がすっきりするのでいいですね。
今回も70リットルのゴミ袋1つ分を廃棄することができました!
おまけの楽しみは冒頭の写真に写っていた“大福”(笑)
じつは昨日無性に食べたくなったのですが、傘なしででかけた時に雨に降られ、あえなく断念。
今日はしっかり和菓子屋さんで買ってきて、映画を観ながら暖かいほうじ茶といっしょにいただきました。
大福好きの私としては至福の時間(^^)
あとはランニングが再開できれば復活です。
風邪をひいてしまったものは仕方がないので、自覚がでたらすぐに医者に行き、できるだけたくさん寝て、消化の良いものを食べてまず身体を治し、やりたいことをやって気持ちも回復させていきたいものです。