8月は全ハウスがイベントをお休みにしたので、こちら船堀のシェアハウスも2ヶ月ぶりのイベントです。
各ハウスでそれぞれイベントのやり方は異なるのですが、船堀では懇親会の前にきっちり会議をします(^^)
海外からの学生が多く、生活習慣や文化の違いを認めつつハウス内の住心地をよりよく保つためにみなさんと理解し合う時間をちゃんととりたいからです。
MBAシェアハウスでは私が普段生活しているので、日常のやり取りでコミュニケーションをはかることが十分できます。
船堀では私が普段そこにいることはなかなかできない上に、人数がMBAシェアハウスの3倍、そしてほとんどが海外からの学生。
なので意識してコミュニケーションをとる場をつくる必要性を感じます。
今回の住人会議では今後の「住人会議&懇親会」の運営方法を変えることを報告しました。
住人会議については、月に一度でしかも時間がある時間帯に設定されてしまい、仕事や都合で参加できない人がほぼ特定されてしまい、その人達に機会を提供できていないことへの懸念。
なので1日を3回にわけて住人会議を設定し、そのどれかに参加してもらうように変更してみました。
朝、昼、夜と設定したのでどれかには参加できる可能性が拡がったかな、と。
一方懇親会は毎月だったところを3ヶ月に1回に減らすことにしました。
一つは住人同士の交流を作るという目的がある程度達成できたこと。
オーナーの意向でコンセプトチェンジしたのが昨年の8月。
それ以降、海外から日本語を学ぶ学生さんたちが住人の中心となりました。
異国の地でそれぞれの不安とストレスを感じているであろう日常生活。
ハウスの住人が仲間となればその不安やストレスが少しでも緩和されてることを期待して、交流促進は重要なテーマです。
そんな意向で懇親会を毎月開催していましたが、ある程度交流が進むと、強制的な集まりにはある意味のマンネリが生じます。
昨年入った学生さんたちが中心のときは、日本語ピクショナリーで毎回楽しめたのですが、その後人数が増え、かつこれから日本語を学ぶ学生が入居したことで日本語の習得レベルに大きな差が生まれ、日本語ピクショナリーは難しくなりました。
他のエキシビションの企画を考えればいいのですが、20〜30人もの料理を用意するのはいつも手伝ってくれている主婦Tさんだけではさすがに無理で、私もキッチンに立つことが多くなったことや、パーティー後に勢いおさえられず夜中騒いだりという騒ぎもあり(笑)、他の企画を導入するのもちょっとしんどい状況でした。
こちら運営側のマンパワーの問題もあるのですが、懇親会に少し特別感がでるように、頻度を落として準備と企画にもう少し力をいれ、みなさんに有意義な時間を提供できたらと考えました。
これらの考えが的を得ているかどうかはわかりません。
まず実行してみてTry and Errorを恐れずに学んでいこうと思います(^^)
住人会議では、地震が起きた場合と普段の備えについて防災教育を行いました。
聞くとロシア、中国の一部では地震は経験できるけど、韓国、シンガポール、モンゴル、中央アジアなどではほぼ皆無らしく、日本の地震はさすがに驚いているそうです。
私は東日本大震災で被災した経験もあるので、その経験を元にできるだけシンプルにお伝えしました。
シェアハウスにどうやって防災意識を植え付けていくか、どこまで関与するかなど、弊社運営ポリシーにとって大きな課題です。
さて、そんな会議を終えて懇親会を開催。
今回も料理のお手伝いにまわることが多く写真もほとんどとれず・・・(笑)
参加者もバイトの関係で出たり入ったりで集合写真も取りそこねました(^^;;
そんな懇親会でしたが、食事がちょっと落ち着いた後の一コマ。
韓国、フランス、日本、シンガポール各人による国際色豊かな「花札」!
この花札の所有者がフランス人、そして韓国にも花札があって日本とだいぶルールが違うことが判明(^^)
かなり盛り上がっていました(^^)
そしてこちらはトランプチーム。
トランプチームといってもどっかの大統領ではありません(笑)
このテーブルはロシア語ワールド。
ロシア人、アルメニア人、モンゴル人と混成ですが、アルメニアは元ソ連、モンゴルも第二外国語はつい最近までロシア語だったこともあり、ロシア語が使えるモンゴル人は少なくありません。
このあとウクライナ人が帰宅してロシア語テーブルはますますロシア語ワールドになりました(^^)
トランプカードがユニークです。
黒地で白と赤でマークされています。
この後はそれぞれのテーブルのメンバーが入り混じりおしゃべりが弾んでいました。
その時の共通語は日本語か英語。
覚えたての日本語のトレーニングにはいい機会です。
こうやって自然と交流が育まれていくことが目指している姿です。
私にとって「ドミトリータイプ」「海外の住人中心」はチャレンジングでもあります。
うまく行かないこと、理解できないことなどいろいろなことがありますが、なんだかんだいって1年が経過。
そしてそんな人達に後からでも「あのハウスに入ってよかった」と思ってもらえるよう、そして彼らにとて居心地よく感じてもらえる住環境に育てていくために、小さく2nd stepに登ったような気がしました。