48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

読書会〜「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」

 

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今回の読書会の課題図書はこちら。

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

 

佐宗邦威氏著作。

 

直感と論理、どちらも生きていく上で必要な要素だと思っていましたが、それを「つなぐ」というのはどういうことなのか、興味津津に本書を読みました。

 

 

 

結論から言うと、私にとってはとても有益な本でした。

 

「はじめに」でまず“他人モード”になってませんか?と一撃を喰らいます(^^)

 

「自分がどう感じるか」よりも「どうすれば他人が満足するか」ばかりを考えている、ってな具合に(^^)

 

序章「直感と論理をめぐる世界の地図」で、私はこれまでの過去を振り返るような思いをしました。

 

第1章「最も人間らしく考える」 で、今私が感じていることの発展型を見せてもらった気がします。

 

第2章「すべては妄想からはじまる」で、今私がやってみると面白そうな行動を示してくれています。

 

第3章「世界を複雑なまま知覚せよ」で、私の過去のいくつかの体験がつながって新しい知見を得た気がします。

 

第4章「凡庸さを克服する組替の技法」で、これからの行動のヒントになりそうな視点を得た気がします。

 

第5章「表現しなきゃ思考じゃない」で、叱咤されてるような気がします。(笑)

 

終章「妄想から変える」で、“自分モード”から動いている私を後押ししてくれてる気がします。

 

このように各章で、自分史を意識しながら今私が取り組んでいることを肯定的にこれからも取り組んでいける、そんなエネルギーをもらえた気がするのです。

 

 

 

また、これまで「モノ」作りで経済発展をしてきた日本という社会が、その時の成功体験であぐらをかいていると、今の国際的な社会の流れにおいていかれるであろう、という課題が自然と見えてくる気がするのです。

 

 

過去のデータや傾向が活きるのは、その前提がかわらないから。

 

今やどんどん変化していくわけで、今までがこうだったからという理屈は通用しなくなってきています。

 

(この“今まで”というのは短い時間軸の話で、過去数百年、数千年生き続けてきている教えや考えもあり、それこそは“普遍”というものなのかもしれません)

 

 

放送局や新聞社、出版社といった大きな組織でしかできなかった情報発信が、今は一個人だれでもできるようになり、その影響力も計り知れない世の中です。

 

だからいつでも“自分発信”は成立する可能性があるわけで、クリエイティブな要素がより大きな力になりうる世界になってきたと感じます。

 

私なんぞは、バブル時期の入社で典型的なフォロー型サラリーマンであって、とてもとてもクリエイティブなタイプではないと思っていましたが、今やっていることは真逆のタイプ。

 

組織も持たないし、マニュアルも指針も与えられない。

 

自分で作り上げていくことで初めて成立する可能性がでてくる世界にいるんですね。

 

直感や妄想っていう要素が格段に大きな因子となってきていることを改めて感じます。

 

 

 

 

実はこの本Kindleで購入し、先日このブログでも紹介した「電車と読書と寿司と海」で読んでいた本です(^^)

 

www.almater.jp

 

一気に読了したので内容が途切れることなく全体を眺めることができました。

 

この後、自分の作業机をもっと創造性を発揮できるような環境にしたいと思って、壁に模造紙をはりつけてポストイットをいつでも貼れるようにしてみました。

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なぜかピンぼけですが(笑)

 

テーブルの右奥にはA4棚が数段重なっていたのですが、これを机の下に移動し、開放感をもちつつ壁に手が届くようにしてみました。

 

机も広くなったので、ここ自体もキャンパスになりそうです。

 

 

 

モレスキンの小型ノートも持ち歩いていたのですがあまり活用していませんでした。

 

この本を読んでから、無性にメモに残したくなっていつも使っているリュックで手に取りやすいところに配置。

 

思いったことをノートに書き留めはじめました。

 

 

 

この本に取り上げられていた「ジャーナリング」。

 

これも始めてみました(^^)

 

あまり形にとらわれず、自分の心に浮かんでいることを文字なり、絵なりにして表現してみようかと。

 

どちらかといえば妄想癖がありそうなので、妄想を楽しんでみようかな。

 

 

 

この本は私を励ましてくれているように感じました。

 

 

 

余談ですが、著者の佐宗氏は同じ高校、同じ会社に所属していたようです。

 

まったく面識はないのですが、頼もしいなぁと感心するおじさんでした(^^)

 

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN