緊急事態宣言発令を機に、ハウスメイトたちの安全をできるだけ確保するという観点で、ランニングシェアハウスで毎月開催していたランイベントはしばらく中止にすることにしました。
ランニング自体はリスクは少ないのですが、
・コーチ、食事を作ってくれる主婦、そして私という彼らから見た”外部”の人間が立ち入る
ということによる感染リスクを招くわけにはいかない、というのがその理由。
こういった自粛環境の折、シェアハウスはいつでも誰かと話ができる良さがある反面、一度誰かが感染するとクラスターになるリスクも併せ持っています。
ハウス内では手洗い、消毒などをこまめにやってもらい、リモートワークへの切り替えなど対応してもらっていますが、強い感染力を前にパーフェクトな対応は正直難しい。
だからせめてハウス内では交流を通じてストレスを溜め込まないようにし、心のケアをしてほしいなと思っています。
そんな中、私は参加を控えましたがRA(Resident Assistant:私の代わりに管理人の役割をしてもらっています)を中心にハウスメイト同士で餃子パーティーが開催されました。
いつもランイベントのときに食材費用は弊社が負担しているので、餃子パーティーの提案をうけて今回もこちらで食材の費用を負担することにしました(^^)
当ハウスには、中国、香港、韓国出身の人も住んでくれていて、さながら”東アジア餃子レンジャー”結成です!
みんなで一緒に仕込み。
中国出身の人から本場の作り方を教わってハウスメイト同士で餃子を包みます。
ハウスにある電気プレートでたくさん焼けます。
うまそう(^^)
さ、いよいよ焼き上がりました!
お〜、きれいな焼色です。
もしかしたらニラがたくさん入っているのかな。
餃子は栄養バランスがいい食事ですよね。そしてビールが進む(^^)
結構メンバーが集まってくれたようです(^^)
よかった、よかった。
先日元ハウスメイトとオンライン飲み会をしたときに、「もう実質2ヶ月位まともな外出ができていない」と言っていました。
その人は結婚してご家族がいるのですが、それでも他の人と合えない、ということがかなりストレスに感じるようになったそうです。
そしてシェアハウスにいたころがとても懐かしく、羨ましいとも言っていました。
そうですよね、本当の家族ほどの距離感ではないにしろ、同じ屋根の下で暮らしていてお互いの信用関係が築かれていると、仕事仲間や友人らともちょっと違った親近感のある近い距離感を持てます。
「自粛ってつまらないよね〜」
「ずっと座っているとお尻が痛いよね」
「そういえば、あのランニングの大会も中止になっちゃったよ」
「うちはまだリモートワークさせてくれない」
「リモートもいいけど飽きてきたな」
なんていう愚痴みたいなことをぼろぼろとこぼしても、仲間にとって大きな負担にならず、かつ自分のガス抜きになったり。
そんな他愛もない会話が救いでもあったりします。
人はコミュニケーションに支えられている、ということを改めて感じます。
この餃子パーティーの様子をみて、「いい関係が育まれているなぁ」という安堵感と嬉しい気持ちがこみ上げてきました(^^)