48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

家賃保証の考え方

先日あるシェアハウスで家賃保証制度を導入することが、貸主から通達されました。

 

その理由は、

 

このコロナウイルスの影響で勤務環境が変化して家賃未払いのリスクが出たため

 

とのこと。

 

具体的には家賃保証会社と契約を結び保証金を支払ってもらうか、敷金を2ヶ月預託するかという選択です。

 

すなわち、保証金を払うか敷金を預託するかといういずれにしろ、資金の負担を求めることになります。

 

貸主と借主との間にたつ私としては、

 

敷金、礼金、保証金一切不要という条件に魅力を感じて入居してくれた利用者をがっかりさせる

 

という見解で、反対の立場をとりました。

 

しばらく貸主と交渉を重ねたのですが、聞き入れてもらえず。

 

最後には私が個人保証で連帯保証をすることを要求され、これ以上突っぱねると喧嘩になり、私は契約解除で無職になるばかりでなく、私と面接をして私を信じて利用してくれている人たちを裏切ることになると思い、こらえました。

 

オーナーとぶつかって私が運営をやめたとたんに、そのハウスの利用者がばらばらになってしまったのは、一昨年の大山で経験済です。

 

せっかくできたコミュニティーを壊すくさびにはなりたくありませんでした。

 

 

 

家賃保証、という考えは賃貸では決して珍しいことではなく、むしろ一般的かもしれません。

 

様々な理由で家賃は払えなくなることはあり得る話です。

 

なので、払えなくなった家賃を保証してくれる、というのは貸主、借主双方にとっていい保険のように聞こえますが、大きな誤解です。

 

保証されるのは「貸主」だけであって、「借主」は家賃を代わりに払ってくれた家賃保証会社から「立替の請求」をうけることになります。

 

すなわち、借主は結局は支払うわけです。

 

督促するのが貸主ではなく家賃保証会社になるだけです。

 

借主にとって家賃保証会社を使うメリットは、連帯保証人をつけないで済むことがある、くらいです。

 

ということは、貸主にとってメリットのあるシステムと言えます。

 

であれば、家賃保証の費用は貸主が負担すべきものと考えるのですが、今回のケースは「借主負担」です。

 

実は悲しいことに一般賃貸もほぼ同じケースです。

 

 

 

アンフェアなシステムだなと感じざるを得ません。

 

不動産にかんする取引は、宅地建物取引士という資格があるくらい、複雑です。

 

大きな買い物であるから、取引がアンフェアにならないようにというルールになっているのですが、逆に複雑になりすぎて、かえってアンフェアな関係になっていると言わざるを得ないと思っています。

 

保証金、事務手数料、退去時清掃費、更新手数料などなど、なんだかんだ名目をつけては利用者からお金を巻き上げているように感じてしまいます。

 

 

 

敷金は、担保としての性格があり、退去時に弁償の必要がなければ全額返済されるので、これはシステムとしてはフェアだと感じます。

 

債務者が債権に対して担保を用意するというのは、筋が通ります。

 

ただ一部の業者では、この敷金も「退去時に〇〇円償却」とかいって一部を返還しないところもあるらしい。。。

 

 

 

私が今運営している3つのハウスでは一度も家賃の滞納は発生させたことはありません。

 

借主一人一人と面接から始まりコミュニケーションをしっかりとるように努めていることの効果は小さくないと感じています。

 

これが借主と会ったこともない、くらいの距離感だと、借主に対する不安はどうしても生じてしまう。

 

不安があれば解消するために何かしらの保証体制を強化する、という流れは自然かもしれませんね。

 

ましてや規模を大きくしようとしたら、ますます借主との距離は拡がるし、また借主と相対する担当者も誰かに委ねることになり、どんどん借主との距離は拡がります。

 

そんな離れた借主を信用することは無理な話です。

 

だからの保証会社、しかも貸主の負担なし。

 

 

 

ビジネスの観点でいえば、収益確保という観点でむしろ必要なのかもしれません。

 

それでも合点がいかないのは、まだまだ事業者としてはぬるいのかなぁ。。。

 

事業がぬるいと言われるかどうかは私にとってはどうでもよく、自分がいいな、と思える事業をしたい。

 

ただそれだけなんですよね。。。

 

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もんもんとしながら作った夕飯。

 

だし巻き卵は実は失敗。。。