48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

空室活用

コロナの影響でシェアハウスへの新規問合せは大きく落ち込んでいる印象です。

 

いつもなら空室を公開するとすぐに問合せがくるランニングシェアハウスでさえ、ほとんどきていません。

 

こういうときの行動は大きく2つ別れます。

  1. 積極的プロモーションをかけて集客していく
  2. じっと時期がくるのを待つ

 

私は後者の 2.じっと時期がくるのを待つ 派です。

 

その間どうしているのか。。。

 

それは今住んでいる利用者への人たちへのサービス向上。

 

こういうときだからこそ、どんなサービスが提供できるのか試行錯誤ができるんです。

 

ということで、ランニングシェアハウスでやってみたのが「空室活用」。

 

原則空室の利用は不可としてきました。

 

それは次の入居に備えて清掃をすませてセッティングしているため、無作為に利用されると清掃メンテナンスが大変になることと、個人的に声の大きい人や影響の強い人がいた場合に個人利用されて、共有部としての機能が活かしきれなくなることを恐れていたためです。

 

別のハウスで「空室を自由に使わせてくれないか」という問合せは何度かありました。

 

理由を訊くと「静かに寝ていたい」「電話したい」といった理由が多かったんですね。

 

利用すること自体はいいんですが、結局その人が独占してしまうことになりかねず、他の入居者との間に不公平感がでてしまうことを恐れ、申し出は断りました。

 

 

 

そんな事を考えていたのですが、しばらく空室が発生するということであれば、割り切って共有スペースとして活用してもらおうと発想を変えてみたんです。

 

現在2つ部屋が空いていて、来月には新たに空室が発生する見込みなので、現在の空室をオープンにすることに。

 

f:id:almater2014:20200919132749j:plain

まずは1つ目の部屋。

 

廃棄予定の荷物もおいてあって、ま、こんな感じでしたが、ベッドを解体して部屋の端へ移動、机と椅子は別の空室へ移動させてスペースを作った結果がこちら。

 

f:id:almater2014:20200919132902j:plain

レーニングルーム(^^)

 

今年の春に入居された方がとてもトレーニングに熱心でハウスメイトにも影響が出始めたこと、ハウスメイトの1人が自分がもっているベンチを提供すると申し出てくれたことで実現(^^)

 

これから秋の長雨がきてもこの部屋でトレーニングができます。

 

つづいてもう一つの空室がこちら。

f:id:almater2014:20200919133057j:plain

こちらもベッドを解体してスペースを確保。

 

先程の空室から机と椅子を持ち込んでこんな感じにしました。

f:id:almater2014:20200919133143j:plain

リモートワークや帰宅後の仕事などをする人たちに向けて「コワーキングスペース」として提供。

 

早速ハウスメイトが利用してくれました。

f:id:almater2014:20200919133548j:plain

自分の部屋でも仕事できますが、気分を変えたり広いスペースが必要だったりするときに役に立ちそう。

 

もちろん、ハウスメイト同士でお茶をもってきておしゃべりみたいなセカンドリビング的な利用もアリ。

 

どれほど皆さんのお役に立つのかは定かではないですが、ちょっとずつの変化も普段の生活にアクセントをもたらしてくれるといいなぁ。

 

こうやってちょっとずつちょっとずつ変化をさせていくと、1年、2年経って「あれ、だいぶ変わったね〜」なんてことになるんですよね(^^)

 

変わらないようで変わっている。

 

「味が変わらないのがいい、というお客様が多いんですが、実は少しずつお客様の好みの変化などを意識して味を変えてきているんですよ。」

 

と繁盛している料理店のご主人がある番組でおっしゃっていましたが、ちょっと近い心境かもしれません。