通っていたビジネススクールで卒業後5年たって、学校主催のリユニオンが開催され参加してきました。
といっても同窓生は400人前後いる中、大勢の人が集まるオフラインはまだ時期尚早と思い、オンラインで参加です。
もちろん、主催はオフライン開催にあたっての消毒やソーシャルディスタンス対応などはしっかり対応していただいております。
この企画、学校主催ではあるのですが、元学生側も委員会が自主的に発足され運営面で活躍してくれています。
どんなことをやるのか。
ゲストスピーカーによる講演、テーマごとの勉強会で構成されています。
朝10時から夕方6時まで、途中休憩や昼食を挟んでみっちり8時間。
なかなかボリューミーです。
なぜリユニオンなのか。
冒頭学長挨拶で、学長が卒業したハーバード大学の話を紹介してくれました。
どうもハーバードでこのようなリユニオンが企画されていて、その企画内容が反映されているようです。
私はオンラインでの参加をいいことに、たまっている仕事の消化を並行して進めながら聴講しました。
会社を辞めて独立を視野にいれて、経営を体系的に学びたいとビジネススクールの門をたたきました。
無職であることを武器に遮二無二各クラスに取り組んで、毎回予習、課題提出、レポート、復習と久しぶりに「学ぶ」ということに集中できました。
在学中に起業したこともあり、2年のプログラムを1年半ですませ最後の半年は「学ぶより行動・実践」と舵をきって学校にも顔をださなくなりました。
その1年後にくしくもこのスクールの近くでシェアハウスの運営を始め、開所当初はエールをくれたり、物珍しさもあって多くの学友が訪問してくれました。
以来実業をやればやるほど、見えてくることや課題や謎が増えてきて、体系的に学ぶというよりは、実践を通じて自分を鍛えている感じがあります。
それに精一杯であることもあり、改めて腰据えて机上で何かを学ぼうという気持ちは起きず、セミナーは成功物語やフレームワークの話ばかりの印象が拭えずお金と時間をかけてランダムに聞きに行こうという気も起こらず・・・
そんな5年間だったので、これだけ長く講演・学習会に関わるのは久しぶりでした。
私の会社は私1人で運営していることもあり、社員と議論をする、意見交換をするみたいな機会はきわめて少なく、弊社の弱みの一つでもあります(^^;;
私のとっての情報・アイデアの場は、
- ハウスメイトたち、問合せされてきた方々、取引先の方々とのコミュニケーション
- 読書会(課題図書と読書会での意見交換)
- 英語セミナー
- 自分が関心をもった情報ソース
などになります。
人と接する仕事でもあるので、どちらかというと1人で何かを考えるという時間が相対的にとても大事な時間になってきました。
先日もこのブログで申し上げましたが、公私混同、オンオフがない生活なので、結果的に四六時中、どう生きていこうか、どんな仕事にしていこうか、といったことを考えるのが生活スタイルになっています。
趣味の世界では、映画や気に入った番組を視聴するような受身的なことが好きなのですが(笑)、普段の生活では受身よりは自分が何かをするという能動的なことを優先しているかも。
自分がおかれている状況で、情報のとり方として「シャワーを浴びたい」時期と「自ら狩りにいきたい」時期があるのでしょうね。
オンラインの聴講はいいですね。
聴きたいところで集中すればいいわけで、そうでないところでは席を外すこともできますし、他のことをすることもできます。
ある機会をえる場にいながら自分の裁量が多く持てるところ。
今の自分のスタイルに合っている気がします。
今回のリユニオンに限っていえば、コロナがなければ、同窓生と一緒に会える機会だっただけに、それができないのが一番残念(^^)