先日リモワシェアハウスでカメラマンに来ていただいて再撮影をしたことをご紹介しました。
その写真があがってきて、「やっぱ、いいなぁ〜」と思わずほれぼれと見てしまいました(^^)
今カメラマンに求められているのは「きれいにとる」ことではなく、「センスよく撮る」ことと言っていたのがわかる気がします。
そしてその引き出しがたくさんあって、すぐに取り出せるのがプロ、という感じ。
野球でも、1試合とか1イニングとか、極端に言えば1球だったらプロで活躍している人と遜色ない投手はたくさんいるでしょうけど、それを1年間、そして数年間安定して発揮できること、そして研究されてもそれを上回る進化や変化をして、トップレベルを維持していくことができる人がプロなんですよね。
今回再撮影したものをいくつかご紹介します(^^)
こちらキッチン。
竣工写真としてはよくある「できたてほやほや感」満載です(^^)
これはこれできれいだし、スッキリしていて、物件紹介としては十分なショットです。
不動産購入する場合は、このようにすっきりとした写真が好まれるようです。
でもシェアハウスはそこに住んでからのライフスタイルが重要。
なにかそれをイメージさせるものがあるともっといいと思います。
そこで今回カメラマンが撮ってくれたショットがこちら。
レシピを見ながら料理に挑戦して楽しんでいる休日の朝あるいは昼、みたいなイメージがわいてきます。
普段忙しい毎日を送っていると、「あ〜そんな休日っていいなぁ」なんて思っちゃいます(笑)
こちらはダイニングを広角的に撮ってもらったもの。
これも全体像がみえて物件紹介としては十分です(^^)
今回このダイニングスペースはこういうショットをいただきました。
ダイニングテーブルで珈琲を飲みながら仕事をしている感じ。
手前のコーヒーグッズがゆとりをかんじさせてくれます。
このコーヒーグッズは実際にリモワシェアハウスに導入しており、入居者はここでご利用いただけます(^^)
建物そのものをアピールするのではなく、その建物を利用するストーリーに価値を見出そうとしているのが私の役割。
”箱物”と言われる不動産業とは一線を画して”サービス業”と言っているのはそういう所以です。
こちらはダイニングの奥にあるリビングスペース。
テレビやビデオを楽しめる空間と奥には床でゴロゴロできるスペースがあります。
手前のテレビスペースはこんな感じ。
別途私が座っている写真もあるのですが、自分が映っているのはどうも居心地が悪く(笑)・・・
何かここで動きみたいなものを感じます。
こちらは奥のスペース。
床にゴロゴロしながら休日まったりしている感じがイメージできます。
ここにノートPCもってきて仕事してもいいですしね。
そんな情景が浮かんでくる写真です。
私はほんっっっっっっっっっとーにセンスがないので、こういうことができる人が羨ましいし、尊敬しちゃいます(^^)
(「絶対1人で服を買わないこと」と厳重注意されたことがあります(笑))
今回の撮影はどれもお気に入りなんですが、特に気に入ったのがこちらのショット。
女川のスペインタイルを中心に、カフェ、植物、書籍が優しく囲んでいるこの感じがとてもいいです。
リモワシェアハウスのイメージにぴったりくるんです。
さっそく自分のホームページでトップ画像にしました。
昔企業に勤めていたときに上司から「いいもの作ったからといって売れるとは限らない」ということを教わりました。
そう確かに当時は世界一の技術で市場に入っていきましたが、だからといって事業では勝てなかったんですね。
市場で勝ち抜くには商品だけではダメなんだということを学びました。
でも今私がやっていることは、正直かなりニッチな世界。
そこでは商品性が命綱であることもこの事業をやって実感しています。
一般的な要素として「かっこいい」とか「安い」とか「すげ〜規模」といったセールスポイントは私の実力ではハードルが高すぎます(^^)
自分のできる範囲で自分がいいと思うものを提供し続けていく、ある意味とても小さな世界での「プロ」になっていくことが今の生き方で、認めてくれる存在が多ければ自然と規模が大きくなっていくでしょうし、少なければその程度でとどまることでしょう(^^)
プロからはいろいろ学びます(^^)
さあ、集客だ・・・