48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

人のエラーを受け入れられるといいね

コロナ禍でシェアハウスの流動性が低くなっているだろうことは、何度かこのブログでも触れてきました。

 

シェアハウスの管理運営業としては、お客さんが減っていることは事業としてなかなか厳しいところです。

 

とは言っても私はこの事業で大儲けすることは全然考えておらず、シェアハウスという環境を通じてサービスを提供していくという活動をしていくことが主なので、生活にさえ困らなければ収益が減ってもさほど気にはしてません。

 

生活に支障が出るくらい減りすぎるのは気になります(笑)

 

私はシェアハウスを「所有」はしておらず、「所有者(オーナー)」様から物件をお預かりして管理運営をしています。

 

その契約形態は大きく2つにあって、「委託契約」か「サブリース契約」です。

 

「委託契約」の場合は、家賃収入の○%を報酬としていただくことが一般的で、入居率の上下はオーナー様の収益に影響がでます。

 

なので、入居率が低いとオーナー様からプレッシャーがくるわけです、「なんとかせい」と。

 

一方「サブリース契約」の場合は、入居率に関係なくオーナー様に一定額を支払い続けるので、入居率が高かろうが低かろうがしったこっちゃない。

 

なので、入居率がさがってプレッシャーをうけている物件と、うけていない物件があります(^^)

 

 

 

もともとシェアハウスで実現したかったのは、「いいコミュニティ」。

 

集まった人たちが持ってるValueがお互いにいい影響を与えていけるような関係性を育み、利用者の方々のこれからのライフを後方から応援したい、というのがやりたいことです。

 

だからそういうことに共感してもらえそうな方にきてもらえたら、と必ず面談をさせていただいています。

 

 

 

シェアハウスを求めてくる人たちは大きく3つのタイプに分けられると思っています。

 

  1. できるだけ住居関連費を安くしたい
  2. ハウスが持っている付加価値やハウスメイトとの関わりを通じて自分を磨きたい
  3. 安心安全

 

1のタイプは未だにシェアハウス利用者のマジョリティではないかと想定しています。

 

なんといっても家電とかいらないし、初期費用が安いところが多いし、水道光熱費などのランニングコストが節約できるし。

 

それはそれで魅力だと思います。

 

2のタイプはここ10年くらいで、コンセプト型シェアハウスなどで存在感が出てきました。

 

私が運営しているハウスもこのタイプ。

 

3のタイプは、女性専用シェアハウスの一部が該当します。

 

女性1人で生活することはまだ危険だと感じるけど、男性と同じ空間は抵抗がある、というタイプ。

 

 

 

私は2のタイプの運営を目指しています。

 

これまで6年運営してきて学んだことは、1人1人が完璧である必要はない、ということ。

 

「そらそうだ」と言われそうですが(笑)

 

シェアハウスは他人が同じ屋根の下で過ごす共同生活で、いろいろな設備を共用します。

 

なので、「自分だけでなく他の人も使うから、次に使う人に配慮しましょうね」という姿勢が基本となります。

 

なので、片付けましょう、とか、きれいにしましょう、とか、ハウスによってはルール化されているとこも少なくないと思います。

 

私のところではできるだけ「マナー」として協力のお願いをするスタンスをとっています。

 

ルール化すると、ルールを守ったかどうかを監視する必要がでてくるし、破ったときのペナルティも必要です。

 

自分の家で監視されるって・・・私は嫌なので、ルールにはしていません。

 

ま、そうなると協力してくれる人としない人がでてきます。

 

協力しない人は、協力を”あえて”しない人と協力”できない”人と協力している”つもり”の人と”協力のしかたが”わからない”人と協力したくても”できない”人と、実はいろいろなタイプがいて、それぞれ背景が違うんですよね。

 

私が今ハウスで協力をお願いしていることって、私が実家にいたときに全然できていなかったことが少なくありません(^^)

 

だから結果的にやれる人とやれない人がいて当たり前なんですよね。

 

ではそれは不公平か?

 

いやいや、たとえば片付けができない人が普段みんなに声をかけて食事会を開いてくれたり、ごみ捨てをやってくれたり、他のことでハウスメイトたちの活動を支えてくれることがあるんですよね。

 

そう、得手不得手があるんだし、みんなが全てに合格していなくたって、不合格な部分を他の人達でカバーしあえる関係だったら、それぞれが得意なことで役に立ち、不得意なところは助けてもらえる、といういい関係性が生まれるんじゃないかな、と。

 

なので、「自分でもできないことがあるから」と人の失敗(エラー)や不得手なことを受け入れることができると、こういうチャンスに巡り会えるんじゃないかな、と期待しているんです。

 

 

 

これは私がこの仕事を始めて、いろいろ出会ってきたハウスメイトたちから学ばせてもらったことです。

 

サラリーマン時代の私ではここまで思えていなかった。

 

きっとこれからもなにか学ばせてもらうんだろうなぁ、と楽しみでもあり、不安でもあり(^^)

 

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最近愛飲のウォッカ

 

すっかり自宅飲みが復活してしまっていますが、明日は原則休息日なのでゆっくり飲もう(^^)