先日中古本屋で買っては売って、というスタイルでゴルゴ13を読んでいた話をしましたが、その後文庫本版があることを知り買うようになりました。
コミック版よりも少し中身が多いため、コミック版は現在202巻まででていますが、文庫本版は164巻まで発刊されています。
私は146巻まで買ったところで止まっていますが、その当時買いたい漫画があったらできるだけ文庫本版を買っていました。
ほぼ中古ですが(^^)
島耕作シリーズ(ヤング、課長、部長、取締役まで。専務、社長はコミック版)
黄昏流星群
大宰相
弘兼憲史、さいとうたかを、横山光輝、とだいぶ偏ってますが(笑)
実家に帰った時に風呂に入りながら読む本として、最近「黄昏流星群」を見始めてしまいました(^^)。
ビックコミックで1995年から連載されたので、舞台としてはバブル前後の時代です。
「老いゆく過程で光り輝く」人生を描いているので、登場人物は比較的年配が中心。
話は短いもので1話、長いもので9話続きますが、基本短編で1冊に1〜3くらいの題材が収録されています。
私が初めてこの本を手にしたのは20年近く前の30代後半。
登場人物が年配なので自分にとってはまだまだ先と思いながら読んでいたはずですが、今となってはちょうど登場人物と同世代になっていて、ちょっとショック(笑)
基本ほぼ恋愛がからんでいます。
老齢の恋、年の差恋、不倫、アバンチュールなど様々。
前に読んだときは単にストーリー展開の面白さを楽しんでいましたが、今読んでみると感じ方が変わったことに気づきます。
まあ、フィクションなので「ちょっとそれはないかな」みたいに突っ込みたいところもなくはないのですが、登場人物がそれぞれどんな気持ちでいるのか、ということをより内面に目がいくようになった気がします。
そして30年近く前の作品なのですが、ジェンダー、差別、ハラスメント、世間体といった今でも取り上げられるようなテーマが盛り込まれてることもあり、今の感覚から作品を眺めてみることも。
「他にも読む本があるだろう^^」と言われそうですが、ごもっとも(^^)
ちなみにこの黄昏流星群は、コミック版は65巻まで伸ばしてまだ続いているのに対し、文庫本版は13巻でなぜか打ち止め。
どうしてだろう・・・
さきほどあげた漫画は実家の本棚のかなりの部分を占拠しておりまして、もし断捨離をするならとっても効果がでる対象でもあります(^^)
それでも棄てないのは、いつか自分が喫茶店のマスターとして余生を過ごすことができたならそこに置きたいと思っているからなんです。
実現できるかどうかは今の事業からでは夢の夢ですが、それでも何が起きるのかわからないのが世の常なので(^^)
仕事で疲れた頭には漫画はマッサージ効果があるような気がするのは私だけだろうか(^^)