今回読んだ本はこちら。
読書会の課題図書が2週間ごとにあるため、その間の週に個人的に読む本を図書館から借りるというリズムで、週イチペースの読書リズムを作っています。
課題図書はいろいろなテーマがあるので、間で読むものは小説系がいいな、と思って探していてネットで見つけ近くの図書館にあったこの本をチョイス。
2011年に初版がでて翌2012年に30版が発行されているというのですから、かなりのベストセラーだったんですね(^^)2020年6月時点で700万部突破したらしい。(Wikipediaより)恥ずかしながら知りませんでした。
舞台は北鎌倉にある古本屋。
主人公は五浦大輔という23歳の男性。子供の頃の体験で活字恐怖症となり本が読めなくなってしまったのだが、本には憧れの感情を持っている。内定していた会社が倒産し、プー太郎していたときにこの古本屋で働くことになります。
古本屋のオーナーが篠川栞子。本について無類の知識を誇っているのですが、極度の人見知りで本以外の話題でコミュニケーションを取ることが苦手。そしてこれまた恐ろしいほどの洞察力をもっていて多くの謎を解き明かしていきます。
本書は時系列順の一話完結の連作短編のかたちをとっていて(表現はWikipediaから引用)、それぞれ本にまつわる題材が扱われているミステリー小説です。
これが読み始めたら止まらない(^^)
電車の車内やお風呂、布団の中とスキマ時間をフルに使ってあっという間に読み終わってしまいました。
ちょっとした小さな情報をより集めて、状況を推理する栞子の洞察力がすごい。
シャーロック・ホームズや明智小五郎のような推理小説に少しアニメ感のテイストを感じさせる内容です。
本の表紙に栞子が描かれているのですが、きれいなイラストで栞子のキャラクターをイメージするのにとても助けになります。
この栞子のキャラクターやイラストからくるイメージがなにかアニメ的に感じるんですね。
読書会の間で読む本は図書館で借りようと思っていたのですが、この本はMBAシェアハウスの書庫にあってもいいな、と思いAmazonで調べたら全部で7巻のシリーズであることが判明。
中古ですが、Amazonで全巻発注しちゃいました(^^)
中古なので配達まで数日かかるのですが、次が来るのが待ち遠しいです。