48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

ホテル宿泊療養の生活スタイル

コロナに罹患して翌日からホテルの宿泊療養を利用することになり数日たち、中での生活にだいぶ慣れてきました。

 

ホテルに駐在する看護師からご連絡をいただいてこのまま順調にいく前提で退所日も確定しました。

 

一度減少傾向だった新規感染者数は再び増加する様相を示しています。

 

今後ホテル宿泊療養を利用することがある方へのガイドとなれば、と思い簡単にその生活スタイルをまとめておきます。

 

私の場合は東京都における体験なので、管轄自治体や提供されたホテルによってその内容は変わる可能性は十分ありますので、あくまで参考ということで活用していただければと思います。

 

1日の流れ

 

チェックイン

自治体保健局が手配した専用車でホテルまで移動します。

 

到着したらフロントで自分の名前が書いてあるA4版の封書をみつけ、その中にある部屋の鍵(私はカードキー)を使って自分の部屋へ移動します。

 

おそらく移動は夕方が多いと思われます。

 

部屋に入って荷物を開梱していると部屋の電話を通じて、ホテル関係者及びホテル駐在の看護師それぞれよりホテル内での生活の仕方について丁寧に説明してくれます。

 

その後ホテルの部屋の設備を確認します。

 

私が利用したホテルはAPAホテルで、以下のような特徴がありました。

  • インターネット:WiFiだけでなく有線LANのコネクターがあり、LANアダプターを持ち歩いていたのでパソコン操作がとても快適になりました。
  • アメニティ:ホテルによって違いがいろいろあります。私のところは、フェイスタオル、バスマットがついていてこれらは退所まで交換なしでした。他に歯ブラシ、ボディタオル、ブラシ、スポンジ、洗濯用洗剤、トイレ清掃用洗剤、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔ソープ、ティッシュ、ホットドリンク用紙コップ、マスク、綿棒、シャワーキャップ、ゴムバンドが常備あるいは補充が自由にききました。
  • ユニットバス:湯船にお湯をためる供給口がタイマーになっていて、ちょうどいいお湯の量が貯まるようになっていたのは便利でした。

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  • コンセント:私は分配アダプター(いわゆるタコ足用)と、延長コードを持ってきましたが、ベッドに4つ、USBが1つ、デスクに2つコンセントがあって十分でした。
  • 家電製品:こちらのホテルは電気ポットがデスクにあるので温かい飲み物がいつでも飲めるのはありがたかったです。また冷蔵庫もありました。弁当を温める電子レンジは弁当を受け取るフロアにあったので、十分でした。

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これから毎日定期的に測定する体温、飽和酸素量、体調を記録するシステムにログインして準備をします。

 

最初の食事:夕食

食事は1日3回、ホテルから提供されます。

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ここのホテルでは夕食は18時〜19時で、指定した受け取り場所に行き、弁当や水、調味料、他提供された食料などを持っていきます。

 

ゴミもこの時に捨てにいきます。

 

弁当受け取り場には電子レンジが10台くらいあって、温めることができました。

 

食事を取りに行く時間以外は部屋から出ることができないので、1日で数少ない”外出”できる時間でもあります。

 

水はユニットバスの水道の水も飲めますが、この時にペットボトルを数本持ち帰るようにしていました。

 

東京都では1週間に1度、夕食が「駅弁」という企画があり、私も駅弁をいただきました(^^)

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就寝まで

風呂に入ったり、テレビ見たり、動画見たり、SNSやったり思い思いに過ごします。

 

 

朝の定期チェック

朝6時45分に館内放送が流れ、体温、飽和酸素濃度、体調を測定し記録します。

 

システムに入力しなにか変化があると駐在している看護師から電話がかかってきて問診をうけます。

 

朝食

朝8時から9時から朝食時間です。

 

受け取り場所に行って弁当、飲み物などを受取ります。

 

昼食

12時から13時が昼食時間になります。

 

体調チェック

15時50分に体温、飽和酸素濃度、体調をまた測定し記録します。

 

夕食

そして18時から19時に再び夕食の時間がやってきます。

 

 

1日の流れはこんな感じです。

 

食事と検温チェックがメインでその他の時間は自分で自由に使えます。

 

生活ルーチン

「ホテル」と言いながらもホテルとしてのサービスをまるまる享受できるわけではありません。

 

衣類

部屋着、寝間着、いずれもありません。

 

なので自分で両方用意する必要があります。

 

清掃

まず入所から退所まで部屋の清掃は一切入りません。またシーツなどのリネン交換もありません。

 

そのため、ベッドメイキング、トイレ、浴室などの清掃は「自分で」やることになります。

 

ホテルでは清掃用のスポンジは自由に利用できました。

 

清掃を意識して洗剤を持ち込むのも選択肢だと思います。

 

洗濯

ホテルにある洗濯機や乾燥機は基本利用できないところが多いです。実際私も利用できませんでした。

 

滞在は7〜8泊くらいになるので、「1週間分の着替えを用意する」とか「洗濯するものと回数を決めて用意する」ということを事前に考えておく必要があります。

 

洗濯は部屋の中にあるユニットバスまたは洗面所を使って行います。

 

浴室で干すことはできますが、乾燥機が次いているわけではなくただの換気なので、かわかすのであれば、エアコンの排出口の近くに干せる準備が必要です。

 

だいたい排出口は入口ドア付近であることが多いので、つっかえ棒とハンガー数本あると便利だと思いました。

 

飲食

弁当と水、粉末のオレ、茶、ティーパック、ジュース、カップ焼きそばのような軽食などはホテルから提供してもらえますが、自分の好みの飲み物、食べ物が得られないことも想定しておいたほうがいいです。

 

私は自分でマグカップ、ドリップコーヒーセット(ドリッパー、フィルター、コーヒー豆)を持ち込んでレギュラーコーヒーを飲んでいました。

 

またスライスチーズを持ち込んで食事と一緒にして変化をつけていました。

 

またお菓子やデザートなどは基本ありませんし、またサプリなどもないです。

 

運動

わずか10数平方メートルの空間からほとんどでないため、運動量ががっくり減ります。

 

私は主に2つやっています。

  1. Youtubeの筋トレ:前にブログで紹介した腹筋、背筋、足の筋肉を鍛えるための道具を必要としないトレーニングの動画を動画リストにしてやっていました。
  2. 踏み台昇降運動:ユニットバスは床から階段一段分高いところにあります。なので、有酸素運動はこの段差を利用して踏み台昇降をやりました。30分もやると全身汗だくになります。

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基本コロナで体調を崩しているので派手なトレーニングはできませんが、軽症で早く回復が進むような場合は滞在の後半期に少し身体を動かすことを考えて事前に準備をしてもいいでしょうね。

 

インターネット

WiFiはホテルなのでほぼ大丈夫です。しかも私が利用したところは部屋ごとにSSIDが設定されていました。

 

ただとはいえ同じ周波数帯を複数の人達が使うので、パソコンでの作業を考えている人は念の為有線LANを使える用意はしておくといいと思います。

 

私は幸運にもLANコネクターが机にあり、パソコンでの作業がとても快適になりました。

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入浴

シェアハウスにも浴室がありますが、ハウスメイトの利用を優先したいので普段は使っていません。

 

今回ホテル暮らしになったことでこのユニットバスで自由に入浴ができる楽しみができました。

 

ハウスメイトのすすめもあって入浴剤を持ち込んで、朝・夜と2回風呂に入って身体を温めています。

 

こんな贅沢は温泉旅館に泊まったときくらいです(笑)

 

お湯はりもタイマーがあってダイヤル回して放っておけばお湯が溜まっていて楽です。

 

 

時間がたくさんあって暇になるのでは、と思われましたが、意外とやることがたくさんあって少なくとも入所以来「暇」を感じたことは全然ありませんでした(^^)