7月の参議院選挙への出馬表明したことをうけ、乙武さんを応援しているKさんから「会って直接話しができる機会があるんだけどどう?」とお誘いを受けたことがきっかけです。
最初は、「政治活動はちょっと距離置きたいな」とか「これに参加したら選挙活動にかかわらないといけないのかな」と一瞬たじろぎました^^;;
でも、Kさんはこれまでお付き合いしてきて、こちらの行動を強制するようなことは一切しないし、ご紹介いただく方はすべて素敵な方々しかいなかったんです。
自分の見識の狭さで判断するよりは、この方が私をお誘いしてくれたことを信じてお伺いさせていただくことにしました。
都内某所で夜9時に30人もの人たちが集まりました。
多くの方々が初対面なので、ほぼ「初めまして」のご挨拶。
全員と唯一つながっているKさんがみなさんを紹介していきます。
その紹介が終わるか終わらないかくらいで、乙武さん登場。
乙武さんの許された時間は1時間。
分刻みのスケジュールをこなしているようで、この日も夜9時ということでこれまでに相当の活動をしてきたのであろうことは、想像にかたくありませんでしたが、テレビでよく観る笑顔で登場。
KさんがMCとして今回の会の意義について説明があり、乙武さんから今回の選挙に立候補を検討している背景や課題意識、意気込みについて話をしてもらいました。
30人もいて1時間しか時間枠がないと、たいていのファシリテーターは、代表質問、とかグループ発表みたいな企画をすることが多いです。
しかしただものでないKさんは、とんでもない企画をたてました。
「1人20秒30人ノック」
つまり、1人1人が乙武さんに直接20秒質問や感想をつたえ、それに乙武さんが20秒で返答する、というもの。
質問者は事前に準備できるからいいですが、乙武さんはぶっつけ本番。
「無茶やるなぁ」なんて思われていたかもしれません(笑)
ところが実際始まってみると・・・
全員に対し見事なまでに間髪入れず簡潔に回答をしていました。
質問もメモにとることなく(ご存知のようにメモをとることはできませんよね)、聞かれたことをすべてその場で記憶し、そして自分のスタンスにのってわかりやすく回答するということを、30人全員にやったんですね。
おそるべし、集中力、記憶力、地頭と思いました。
そして見事に1時間以内に全員と質疑応答、写真撮影ができました。
Kさんは「せっかく会えるんだから、直接話しできる方がいいよね。だから20秒ノックを考えたんだ」とおっしゃっていました。
私もふくめて皆さん、乙武さんと直接”対話”ができたという経験をもったことは、この会に参加してよかったと思える大きな理由だったのではないかと思います。
乙武さんは、主に教育環境をよりよくしていく活動を軸にしたいようですね。
彼の話をきいて、「この人は簡単に諦める人じゃないな」という印象を持ちました。
私の勝手な印象です(^^)
自分がある意味マイノリティだったからこそ持てる視点を活かして、いろいろな存在を認めて受け入れる社会を教育という軸で作っていきたい、とおっしゃっていました。
私はこれまで選挙に対して特定の人を応援したい、と思った記憶がありません^^;;
そして自分が立候補して政治活動をしようと思ったこともありません。
今回の経験を通じて、自分のかわりに政治活動をする人を応援することはあってもいいな、と感じました。
そして乙武さんを応援してみようと思います(^^)
2022年6月23日に写真追加。記念のショットを掲載します。