先日以前お仕事をご一緒させていただいた方から久しぶりにご連絡をいただき、「飲みませんか」とお誘いをいただきました。
もちろん二つ返事でお受けし、近くのちょっといい鶏肉のお店でお会いしました。
数年ぶりに直接お話をしたので、その数年間のGapをお互いに埋めるように近況報告。
んで、本題は・・・
お仕事のオファーでした。
今その方はベンチャー企業で経営メンバーの1人として活動中。
そのベンチャーで一緒にやらないか、というお話です。
ベンチャー企業のイメージに違わず、その会社も若い人たちが中心で当然のことながら、たぶん全員私より”はるかに”年下の方々。
そんな血気盛んなところにこんなロートルが役に立つのだろうか、という不安がまっさきに浮かびます^^;;
私に期待するところは、これまでの経験を活かしてチームのアドバイザー的な立場になってもらえれば、ということでした。
ありがたいお話ですよね。
んで、私からの返事は「では私を品定めしてください」でした。（笑）
誘ってくれた知人は、もちろん私と仕事を一緒にした経験があるからこそ今回のオファーを持ってきてくれたはずですが、それから数年経っていますので私が劣化している（笑）恐れもあるわけで、あるいは以前と異なる仕事で使えるかどうかわからないわけです。
巷の企業では”老害”といって排除対処になる年代の私ですから、本当に使えそうなのかどうか品定めしてほしいとお願いしたんです(^^)
知人は笑っていましたが、とりあえずはちょっとかかわってみよう、ということで合意いたしました。
数日して知人から会社のシステムにアクセスするための環境設定の連絡がきました。
SlackとNotionというアプリを日常的に使うらしいです。
会社勤めしている人にとってSlackやNotionなんて、もう当たり前のツールなんでしょうけど、1人運営をしている私はどちらも経験がなく、この歳になってデビューです（笑）
Slackはいわゆるチャットのツール。普段使っているLINE、messengerで行うメッセージのやりとりを、複数の人間で会話をするのにやりやすいように作られたツールです。
特徴は会話を公開できること。
仕事上のやりとりはたとえ2人の間でかわされたものでも、メンバー全員がそれを観ることが可能なんですね。
社内ので情報公開をすすめて風通しのよい会話環境を作るには良いツールなんだなぁ、と気づきました。
Notionはドキュメントや情報を集めたいわゆるデータベースを扱うツールですが、ポイントはその使い方にあるようです。
Aという情報がBという情報を参照していると、Aという情報からBという情報に移ることができて、そのBという情報のグループについて知ることができます。
すなわち連携ができるので、情報同士がつながっていられるんですね。
このベンチャー企業ではほぼすべての経営情報も公開されているので、いつでも情報源にアクセスすることができます。
徹底して情報公開を通じて透明性を確保しチームが同じ土俵にたって活動しようという姿勢を伺うことができます。
これらのツールは複数の異なるチームが一緒に活動していくにはとても便利なツールですね。私が現役で企業勤めのときにほしかった(^^)
そして日を改めて役員の方に今進めているプロジェクトの概要についてお話いただきました。
夢があってそれでいて現実的にも感じられ、すばらしい企画です。
いや〜、こういう構想を作れる力があるんだなぁ、と、すっかりおじいさん気分で感心してしまいました（笑）
そんな魅力的なプロジェクトに関わらせてもらえる機会をいただいたことが、とても嬉しいです。
私の当面の仕事は、まずは現場のオペレーションのお手伝い。
データベースに情報を入力していく作業をしていきます。
さきほどでたNotionというツールを使うのですが、なんせ初めて使うツールなので使い方から教えていただく有様^^;;
未だにほとんどアウトプットをだせていないのに、時間給ではアルバイトよりはるかに高い報酬をいただくので、このままではいられない、とちょいと自分のお尻を叩かないといけません。
私が他の業務で時間がとれないことを重々承知でメンバーに加えていただいたこの企業の懐の広さにも感謝ですが、いつまでも甘えていはいられないのでなんとせねば・・・
先日のアルバイトといい、今回のベンチャー企業といい、還暦までカウントダウンに入るような私でも、ゼロからやれるチャンスに出会えるということは本当にありがたいことです。
三行半つけられたらそれまでですが、少しでもお役に立てられるように活動できたらと思います。(^^)
