48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

気持ちの余裕

先日数年ぶりにご連絡いただいた方がハウスを訪問してくれました。

 

私が今のシェアハウス事業を始める前に修行的に住んでいたシェアハウスに立ち寄ってくれた時以来のお付き合いで、独立後もこのMBAシェアハウスに来ていただいたこともありました。

 

その後お互いに忙しくなったり、コロナになったりですっかり疎遠になっていましたが、知人からご連絡をいただいたことで、久しぶりにお会いすることができました。

 

実はこの知人も自分の事業を私と同じ時期に始めており、まだその事業を続けていらっしゃると伺い、感激しました(^^)

 

数年の溝を埋めるようにそれまでのお互いの歩みを話しあいました。

 

 

 

よもやま話しの中で、「仕事や子育てが終わると突然抜け殻になってしまう人が少なくない」という話題になりました。

 

特に仕事を終えた人。仕事から離れると自分の好きなことが意外と見つからなかったり、少なかったりしてその後の人生を楽しめず、老化が進んでしまうように見えるね〜、なんて話をしていたら、

 

はっしーは何をやりたいの?」

 

とこちらに振ってきた。

 

ふと思うと、いろいろやりたいことが頭に浮かんできました。

 

しかもほとんどプライベート(笑)

 

そしてそれぞれ具体的な内容だったことが、自分でも意外でした。

 

サラリーマン時代の自分のをふと振り返ると、正直将来のやりたいことよりも、今やりたいこと(寝たい、休みたい、飲みたい・・・)といった眼の前の欲求が多かったように思います。

 

今は逆で、近い将来(あるいはもう少し先の将来)に〜をやりたいから、今はこういうことをやっておこう、とか頑張ろう、という視点にたっています。

 

何がかわったのでしょう。

 

私自身のみたては、「追われることが少なくなった」ことで気持ちに余裕を持てるようになったこと、ではないかと感じています。

 

もちろん短期的や、瞬間的に時間などに追われることはもちろんありますが、サラリーマン時代は慢性的に時間に追われていた感じがします。

 

それが慢性的な睡眠不足、暴飲暴食、漫画や競馬などへ逃避みたいな結果や行動につながっていたのかも。

 

今大きな違いは、睡眠を取る時間をかなり自分本位でとることができるようになったこと。

 

ショートスリーパーが羨ましい、典型的なロングスリーパーで7時間以上は睡眠が必要です。

 

それでも寝れると次の日のリセット具合がとてもいい。

 

疲れや嫌な気持ちを翌日に繰り越さないことが、今の自分の支えになっているように感じます。

 

 

 

ちなみにやりたいことの1つが、「日本一周」。ただその手段は多様です。

 

「電車で日本一周」

「車で日本一周」

「自転車で日本一周」

「歩いて日本一周」

 

”車で”でイメージしているのがヴァンライフ。車の中で寝泊まりする旅です。

 

どの旅も、それぞれで楽しみ方が異なるので、私のとっては同じ日本一周でも、それぞれが独立した楽しみでもあります。

 

気持ちに余裕があるかどうか、の自分なりの尺度は、「手間をかけようとするか」どうか。

 

手間をかけないように、効率や楽(らく)を追い求めているときは余裕はもてていません。

 

あえて手間をかけていこう、と思い行動するときはその逆です。

 

自分の行動を決めるときに、手間がかかる方を意識して選択することができるときは、自分の気持ちに余裕があるときだな、と感じます。

 

そしてその手間をかけることによって新しい発見や体験を得ることが多い気がします。

こうやって食事もほんの一手間をかけようとすることもその一つかもしれません。