2022年10月31日を持って弊社アルメータ株式会社は2022年10月期(第9期)を終了し、2022年11月1日から2023年10月期(第10期)に入ります。
多くの方々に支えられてなんとか無事第9期を終えることができます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
第9期を振返ります。
シェアハウス運営実績
第9期が始まった2021年11月1日時点で、3棟のシェアハウスを運営していました。
東戸塚のシェアハウスをクローズすることを決断し、引き継いでいただく運営会社を見つけて無事移管。現在は2棟運営です。
東戸塚の経験は大きな学びとなりました。今から思えば自分の努力も足りませんでしたが、「地の利、時の利、人の利」すべてが欠けていたかもしれません。
オーナーの期待に応えることができなかったことは、本当に残念です。ただこの決断をしなかったら、おそらくこの第9期を終える前に終わっていた恐れがありました。
大きな代償を伴いましたが、自分にとっては貴重な勉強代として今後の活動に活かしたいと思っています。
シェアハウスの入居率はこのように推移していました。
実線が第9期、点線が第8期です。
MBAシェアハウス(市ヶ谷)は第8期の後半に下がった影響を受けて第9期がスタートしましたが、3月限定キャンペーンの効果があり満室まで戻すことができました。
ランニングシェアハウス(業平)は4月、5月に一気に入居が進んだおかげで最低目標ラインである66%を超えるまで回復しましたが、ランニングを軸にした運営はまだまだ厳しく、今後の運営の仕方にまだまだ工夫や施策が必要なのが課題です。
新規業務
シェアハウス運営物件が2棟に減ったことで、さすがに会社運営としては厳しくなってきたのですが、ありがたいことに2件ほど新規にお仕事をいただくことになりました。
1つはベンチャー企業のサポート。もう1つは不動産の管理業務。
ベンチャーのサポートは、上場を目指しているベンチャー企業の役員をしている知人からお声がけいただいたもの。
自分の知見を活かせる場になりそうな期待感を持っていますが、現在はその会社の業務内容を理解することや、社員の方たちとのコミュニケーションを体験させていただく機会をいただき、実オペレーションをしております。
当初は週イチペースでしたが、現在は週2日ペースにあげています。
弊社にとって大きな収入源となっており、このおかげで単月黒字が現実的になってきました。
不動産管理業務は、これも知人からお声がけいただいたお話です。期間限定ですが、今後同様のご依頼にお応えしていく上でも、大切な最初の体験です。貴重な機会をいただけたことがとてもありがたいです。
英語セミナー
お二人の講師陣と常連の利用者の皆さんに支えられ、毎週実施することができています。
今年からカリキュラムを一新して、新しいステージに挑戦しています。
これまでは「英語耳をひらく」ための第一歩として「正しい発音とイントネーション」を身につけることを主眼においたプログラムを提供してきました。
今年からは「日本語と英語の視点の違いを理解することで状況をイメージして表現する」ことを身につけるためのプログラムを開発することになりました。
毎回コンテンツを新しく作るため、講師の方々含めスタッフ側の負荷は増えるのですが、受講される方々にとってプラスになるサービスを提供し続けていくことがチャレンジです。
その他
弊社の業務ではないですが、弁当屋でのアルバイトを始めました。今から思えばよくこの年令で採用してくれたなと思います。
たまたま配属された店舗のスタッフがいい方ばかりである程度のレベルまで上がるまでじっと受け入れてくれました。おかげで大きな額ではないにしても収益の補填となるくらいのポジションになりました。
一方で前期に取り組んでいたことでペンディングになっているのが、プログラミングの学習。これは優先順位の問題で、現時点では下げざるを得ないというのが実情です。
経営状況
正確な数字はこれから入力作業などをすすめて明らかになりますが、ざっくりと申し上げると、
・実質単月赤字が4月で止まり、5月から単月黒字経営に戻った
・ただ黒字幅は大きくないため累積損失を劇的に改善するほどではない
危機は脱しましたがリカバリーまではまだまだ遠い道のり^^;;
まずは赤字体質から脱却できたので、もう少し稼いで自分の給与分くらいはもうちょい上げられるようにしたいものです(笑)
ただ起業したてだった数年前に比べると企業運営という観点では少し地に足がついてきた手応えは感じています。
それがいいことも悪いことも含めて自分が体験してきたことで積み上がってきた”ない”経験値”という財産なのかもしれません。
次期に向けて
ここ2〜3年、特にコロナ感染が拡大してからシェアハウスに対するニーズと弊社の提供したいサービスとに乖離が生じているように感じてます。
ニーズに寄せていくのか、弊社のスタンスを頑なに貫くのか、何かしらのレベルアップを図るのか、違った領域に転身するのか、いろいろな選択肢が考えられる中、自分がやっていきたい方向と現実とのギャップ感にどう向き合い対処するのかが、節目である次期の第10期の大きな課題です。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。