懇意にさせていただいている農家さんから、河内晩柑が直送されてきました。
2年前に初めて出会った河内晩柑、別名美生柑(みしょうかん)は私の大好きな果物の一つ。
特にりんご、桃のアレルギー持ちとしては、柑橘類は貴重な果物でもあります。
河内晩柑は、4月〜5月に花が咲いたあと、実に1年以上も日数をかけて成熟するのだそうです。
多くの柑橘類は4〜5月に花が咲き、10月ごろから収穫を迎えるのですが、この河内晩柑はもう一回り。4月〜5月の花が咲く頃は、前の年に受粉して成熟途中の実が残っているので、2世代同居のような状態のようです。
河内晩柑は、ぶどうの房のようにたくさん実をつけるため、長期にわたってぶらさがっていると木への負担が大きいため、丁寧なお世話が必要なんだとか。
農家さんのたくさんの手間と愛情がこの味に凝縮されているんでしょうね。
さっそく冷蔵庫にいれて冷やしました。
数時間冷やして夕食の後にいただきました。
果汁たっぷり!
酸味のない甘さたっぷりのグレープフルーツ、あえて表現するならこんな感じかな。
農園さんからお便りで知ったのですが、河内晩柑の外果皮に「オーラプテン」という物質が他の柑橘と比べて桁違いに多く含まれていることがわかったそうです。
(画像:えひめ飲料ホームページより引用)
グラフから約0.075%くらいの含有率だから、10gの外果皮から7.5mgくらいのオーラプテンが含まれているということですね。
純粋なオーラプテンは25mgで14,000円くらいで販売されているようなので、なかなか貴重な成分のようです。
オーラプテンとは、最近認知症機能の維持・改善効果が明らかになったクマリン類に属する物質とのこと。認知機能の一部である記憶力(言葉を記憶し、思い出す力)を維持する機能があるということのようです。発がん抑制作用、抗炎症作用もあるといわれています。
愛媛県、松山大学、愛媛大学、えひめ飲料が共同で研究を重ねて発表した内容のようなので、信ぴょう性はありそう。
このオーラプテンを6mg含有させた河内晩柑ジュースがあり、定期購入できるようなのでちょっと購入考えてみよう。
(認知の衰えを極端に恐れている私としては、かなり気になる商品です(笑))
これから数日河内晩柑に浸る幸せを味わえる〜〜。