48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

なぜ誰かのファンになるのか

先日NHKプラスで「チコちゃんに叱られる」を観ていた時、気になるお題がでてきました。

 

「なぜ誰かのファンになるのか」

 

アイドルとか、スポーツ選手とか、アーティストとか、いろいろその対象はあるかと思いますが、「私、〇〇のファンです!」と言える対象を多くの人が持っていると思われます。

 

番組ではそのメカニズムを以下のように説明していました。

 

まず「きっかけ」があり、その要素は大きく「パフォーマンス」と「キャラクター」に大別されます。

 

「パフォーマンス」は対象者が行っている「仕事(歌、演技など)」のことを指し、「キャラクター」は対象者本人の「魅力(かわいい、かっこいい、性格いい、など)」を指しています。

 

人によってどちらもきっかけになりうる要素です。

 

そして対象者に「ハマる」ことで、2つの成果を得ることができます。

 

1 「好きなもの」を「好き」と言える場所を見つけることができる。

ここは本人にとって「安心」できる場所であり、「自分と同じような人たちがいる」場所でもあるのです。

 

ファンの仲間意識はその表れです。

 

2 自分を確立することができる。

対象者が示す”以外”自分流”の生き方を追いかけることによって、自分のスタイルを確立させることができます。「〇〇みたいな生き方」のように。

 

この2つの成果の結果、本人は「自分はこれでいいんだ、と強く思うことができる」のです。

 

これが「誰かのファンになる」理由、という説明でした。

 

 

 

なるほど〜、という分析(^^)

 

そういえば・・・自分はどういう人の”ファン”だったんだろう、とふと考えてみました。

 

私が中学のころはちょうどアイドル全盛で、友人は誰かしらアイドルを今で言う”推し”ていたように思います。

 

ただ私はアイドルに興味を持てず、フォークソングに走って、松山千春とか中島みゆきとかをギターで弾いていました。

 

ですが、コンサートにおっかけるとか、そこまでの熱狂さは持ち合わせていませんでしたし、曲調が変わってからは殆ど聴かなくなってしまったので、さほど入れ込んでいたわけではなさそうです。ちょっと冷めていたんですね。

 

野球部に入って投手をしていたので、沢村賞として名前が刻まれている沢村栄治という投手には憧れをいだいていましたが、戦前の選手で現役時代を知りませんので、夢中、というほどではなかったです。

 

 

 

今思い返しても寝食を忘れて熱中してファンになれる対象者を持ったという記憶がないので、”推し”がいる人は羨ましくも感じたりします。

 

以前「なにか夢中になれるもの」を探していることを投稿したことがありますが、どうも”どっぷり”ということができないタイプなのかもしれません。

 

ある程度のところへきたら、飽きたり、変化があって対象が変わってしまうのだろうか。。。それともどっぷりハマることを何か恐れていたのか。。。

 

今でも自分にとっての七不思議の一つ(笑)

 

 

 

「”好きなもの”を”好き”だと安心して言える場所が欲しい」か「自分のスタイルを確立したい」か、というファンになることのある意味”成果物”そのものは、なんとなくですが今自分が活動していることで自然と見つかっていきそうな気がするので、今からあえて誰かのファンになることもなさそう。。。

 

これから何か夢中になる、としたら”人物”ではなく”体験”なのかもしれません。

 

そんなことがちょっと頭をよぎったので、綴ってみました。

 

ん〜、「つまんねぇ〜やろうだなぁ」とチコちゃんに言われそう・・・