48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

最年長記録へ

思わせぶりなタイトルですが^^;;また将棋の話です。

 

興味のない方すみません^^;;

 

先日羽生さんを応援している話をさせていただきました。

 

www.almater.jp

 

その中で羽生さんが、「100個目のタイトル」を目指していることに触れました。それがなんと現実味を帯びてきたのです。

 

8つしかないタイトル戦ですが、そのタイトルホルダーに挑戦する挑戦者になるのも大変なのですが、今羽生さんは”2つ”チャンスを掴みそうです!

 

1つはタイトル「棋王」。

 

(画像:日本将棋連盟公式ホームページより引用)

 

挑戦者決定トーナメントでついに決勝に進出です。

 

この挑戦者決定トーナメントはちょっと変則ルールです。

 

ベスト4まで勝ち残るとその後は「2敗失格システム」になります。

 

すなわち、一度負けても敗者復活戦にまわり、敗者復活戦で勝ち残ると決勝で勝ち残った棋士とあたり、2連勝すれば挑戦者になれるのです。

 

決勝で勝ち残った棋士は敗者復活戦であがってきた棋士に1つ勝てば挑戦者です。

 

すなわち、ベスト4まで勝ち残っ後は、負けが1つまたは0であれば挑戦者になれます。

 

羽生さんは決勝戦まで勝ち残り、かつての名人タイトルを持っていた佐藤天彦九段と対戦します。

 

・佐藤(天)九段に勝ち、敗者復活戦の勝ち残った棋士に1つ勝つ

・佐藤(天)九段に負けても、敗者復活戦の藤井五冠と豊島九段の勝者に勝てば再び佐藤(天)九段と対戦することになり、そこで2連勝する

 

のいずれかで挑戦者になれます。

 

11月17日に、佐藤(天)九段と対戦予定です。同日に藤井五冠と豊島九段の敗者復活戦があり、この勝者が佐藤(天)九段と羽生さんの敗者と後日対戦する予定です。

 

 

 

続いてもう1つのタイトルは「王将戦

 

(画像:日本将棋連盟公式ホームページより引用)

 

こちらは、予選を勝ち上がった棋士3人と前年リーグのトップ4にいたシード棋士4人の合わせた7人でリーグ戦を行い、トップ成績をおさめると挑戦者になれます。

 

先日のブログの段階で羽生さんは4戦全勝で、対戦成績の分が悪い永瀬王座、豊島九段との対戦を残していました。

 

10月31日に対戦成績4勝12敗と不利だった永瀬王座に見事に勝って5連勝!

 

リーグ戦トップを維持しました。

 

次は豊島九段との一戦ですが、この一戦に勝てばもちろん、豊島九段が他の棋士に負ければその時点で羽生さんの挑戦者が決定します!

 

豊島九段は11月11日に服部五段、15日に渡辺名人と対戦。

 

羽生さんと豊島九段の直接対決は22日です。

 

豊島九段が2連勝して、22日の直接対決で雌雄を決するか、服部五段、渡辺名人が維持をみせて羽生さんにたなぼたがくるか、今月はかなり注目です!

 

 

 

藤井五冠が年度内に六冠をとるか、ということも注目でそのためには先程出た棋王戦で勝ち残る必要があります。

 

こちらももちろん注目なのですが、私としてはやはり羽生さんに頑張ってほしい(^^)

 

過去タイトル奪取最年長は、故大山康晴十五世名人の56歳、タイトル挑戦最年長は同じ故大山康晴十五世名人の66歳です。

 

大山康晴十五世名人はトップリーグのA級に在籍したまま現役で69歳で亡くなった超人です。

 

(画像:日本将棋連盟公式ホームページより引用)

 

こちらは各タイトルの挑戦者および獲得者の最年長記録。かなり故大山康晴十五世名人の名前が見られます。

 

数々の故大山康晴十五世名人の記録を破ってきた羽生さんは52歳。

 

棋王戦のタイトルを奪取すると最年長記録を更新です。

 

まだまだ故大山康晴十五世名人へ挑戦し続けられていることがすごい。

 

最年少記録を破り続けている藤井五冠に対し、最年長記録に挑戦する羽生さん。

 

どちらも注目です!