48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

青梅マラソン

11月の富山マラソンを終えるといつもは私のランニングレースは終了していたのですが、今シーズンは、

12月 足立フレンドリーマラソン10キロメートル

1月 ハイテクマラソン ハーフ

2月 青梅マラソン 30キロメートル

3月 佐倉マラソン フル

と毎月のようにレースにエントリーしてます(^^)

 

昨年から始めた足のリハビリ効果もあり、12月の10キロメートル、1月のハーフはいずれも自己ベストを更新してきました。

 

そして今回は30キロメートル。

 

しかも青梅マラソンは前半登りの15キロメートル、後半下りという往復コース。

 

このレースを知る人は「フルマラソン走るくらいの気持ちでのぞんでいいよ」と言われていました。

 

年明けで少し体重が増えたことや、忙しさもあって走り込み不足で不安な状態だった1週間前。

 

付け焼き刃ですが、レースに向けて

・1週間で15、10、10キロメートル走る

・昼食を抜く、または少量にする

ことを実践し、コンディション作りをやってみました。

 

レース当日、1週間前よりは走れる身体になった気がしました(^^)

 

四ツ谷駅から中央線青梅特別快速で乗り換えなしで会場の河辺駅(かべ)へ。

 

なんと一般で1万人ほど参加するというから、結構大きなレースですね。

 

1967年にオリンピック東京大会で銅メダルを取った円谷幸吉選手と走ろう、という企画で第1回が開催されてからの歴史を持つこの大会。

 

過去には高橋尚子さんが当時の女子日本最高記録を出して優勝したり、長嶋茂雄さんがスターターをつとめたり、となかなかメジャーなゲストも登場します。

 

河辺小学校で受付して着替えて荷物を預けて、スタート会場に向かいました。



 

すごい人(笑)

 

スタート時刻は11:30とランレースとしては比較的遅い時間のスタート。

 

私はタイムが遅いのでDブロックから。

 

招待選手のSから、タイムによってA〜Dにスタートブロックが別れて順にスタートしていきます。

 

1週間前は雨予報もありましたが当日の予報は晴れまたは曇り。降水確率最大30%。気温は18℃くらいまで上がるかも、というランナーにとっては暑さとの戦いになりそうな予報。



でもスタート地点に立つと山の方から雲が流れてきて時折雨がぱらついていました。暑いのもしんどいですが、雨はもっとキツイので、天気持ち堪えてほしいなあと空を見上げてました。

 

 

 

 

そしていよいよ11:30にゲストスターター高橋尚子さんの号砲でスタート。



 

私のブロックは一番うしろなので、私がスタートラインを過ぎたのは号砲から6分以上も経っていました(^^)

 

前半は比較的平坦な道を走ります。この時だいぶ雲行きが怪しくなってきました。

(写真)

 

道路の幅の割には人が多く、なかなかペースをあげられない^^;;

 

人混みをかきわけるようにして、なおかつ体力を消耗しないように走っていると、ポツポツとついに雨が降ってきました。

 

あちゃ〜、まいったなあ、と思っていたところに「みんな頑張って〜」と大きな声が後ろからやってきたと思ったら、スターターの高橋尚子さんが走ってきました!



 

スターターとして全員のスタートを見届けた後、自ら最後方から走ってみんなを応援しながら走ってきたんですね。いや〜恐るべし(^^)元気いただきました。

 

雨が降ってきたことで「今回のレースはやばいかな」と思っていたのですが、しばらくして雨がやみ、むしろ暑さをしのげるようになっていい塩梅になりました。

 

前半は登りといいながらも、アップダウンがあり、下り坂もあります。

 

前日ランニングシェアハウスのKさんから「腕を振ることで脚力をできるだけ温存する」という走り方の原理を教えてもらったので、この日は「腕を振る」ことをテーマに走りました。

 

そのおかげか、上り坂でもスピードがあまり落ちることなく走れて、抜かれるより抜いていく方が多く、比較的順調に走れていました。

 

10キロ手前ですでに先頭のランナーが折り返してきました。速いですよね、こちらが10キロなら先頭はもう20キロ走っている、ということですから^^;;

 

途中Kさんともすれ違いお互いガッツポーズで挨拶。Kさん順調です。

 

私もやっと折り返し地点が見えてきました。



 

時計をみると目標の1キロ6分ペースに対して、15キロで3分、すなわち5キロで1分ほど超過しているペース。

 

登りだからペースが落ちるのはしょうがない。むしろこれから下りでペースを上げられる脚力が残っているかどうか。

 

そして折返し。



 

「よっしゃこれから下りだ!」と自分を鼓舞して腕を振ってみると、お〜、動く動く(^^)グッとペースを上げられます。

 

一般的に下りは足をつけたときに太ももの前側の筋肉を使うので、足への負担が大きいです。だからそこまで脚力を残しておけるかがポイントなんですが、この時点では残っていそうな手応え。

 

下りの重力にまかせてペースをあげていくと、どんどん人を抜いていく。

 

先月のハーフマラソンで体力が切れたという反省で、今回は10キロメートルごとにアミノ酸ジェルをとりました。

 

20キロ過ぎて予定通りアミノ酸をとってしばらくしたところで、上り坂。ここで右膝に痛みがでてきて足の張りも強くなりペースダウン。

 

ありゃ〜、足余ってなかったかぁ・・・と残念な気持ちになりかけたところ、足の痛みが引いて筋肉も復活してきた。20キロで摂取したアミノ酸ジェルが早くも効果を出したか!さすがアミノ酸

 

第2エンジンをかけるように再びペースアップ。

 

あとで自分のペースをアプリで確認したら、

折り返し前:1キロ6分弱ペース

折返し後:1キロ5分30秒ペース

膝痛時:1キロ6分30秒ペース

復活後:1キロ6分10秒〜5分50秒ペース

となっていました。わかりやすい(笑)

 

でも復活したとはいえ、結構足にはダメージを感じていて正直しんどい走り。そこで本日のテーマ「腕を振る」で「足が使えなきゃ腕使え」と言わんばかりに、腕を振りまくりました。

 

そして見えてきた「アト5キロ」の看板。

 

きつかったけれど「まだいける」と自分に言い聞かせながら腕を振り続けます。

 

残り1キロまで来て、もうすぐ・・・と思ってからが長かった(^^)

 

1キロってこんなに長いんだ、とこの日ほど思ったことはなかったかも。

 

ゴール直前まで長い直線で、最後に右折してゴールなのでゴールが見えないというのも理由の一つ。

 

ほんと、ここきつかった。

 

右折したらすぐにゴールが見え、最後の力を振り絞ってゴール。



 

よく頑張った(^^)

 

公式ページによる記録速報によるとネット(実際にスタート地点を過ぎてからの時間)3時間1分18秒。フルマラソンも含めて30キロでのこのタイムは自己ベストです!

 

目標だった1キロ6分ペースには6分3秒とわずかに及びませんでしたが、自己ベストが出せたことは大満足です。


段々と順位を上げられていった”粘りの走り”(Kさん命名(^^))ができたことも収穫。

 

3ヶ月連続で自己ベスト更新(^^)V

 

フルマラソンで1キロ6分で走り続ければ4時間13分ちょっとなので、自己ベストである2015年に出した4時間32分を、8年ぶりに更新できる可能性がでてきました(^^)

 

あと1ヶ月半、頑張って体つくりしてみよう。