知人から「アマチュアだけどクラシックの演奏会を聴きにいかないか」とお誘いをいただき、久しぶりの生演奏を聴きにでかけてきました(^^)
主催をされている方が知人と古くからの知り合いだそうで、前も三重奏の演奏会に呼んでいただき、鑑賞させていただいことがありました。
今回は総勢7名という、小規模の演奏会としてはなかなかの規模(^^)
バイオリン2人、ビオラ2人、フルート、ギター、ピアノという構成。
1つ目の演目は全員でパッヘルベルのカノン。
有名な曲なのでどこかで聴いたことがあるかもしれません。
こちらが実際の演奏。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
2つ目の演目は、ギター・ソロで「バッハ リュート組曲 第1番よりブーレ ホ短調 BWV996」
この曲はクラシックギターを演奏する人にとっては比較的定番の曲だと思います。私も学生のころによく弾いていました(^^)好きな曲の一つです。
実際の演奏はこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
リュートというのは中世でよく使われた弦楽器です。
リュートを使って演奏しているのが、こちら。
ギターとは違った独特の音色ですね。
3つ目の演目は「モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423」第1楽章から第3楽章まで演奏していただきました。
モーツァルトらしく軽やかな旋律でヴァイオリンとヴィオラのコンビネーションがすばらしいです。
実際の演奏がこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
4つ目の演目は「テレマン ソナタト長調 TWV43:G12」第1楽章から第4楽章。
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノという組み合わせで演奏されていました。
テレマンって知らなかったのですが、後期バロックを代表するドイツの作曲家らしいです。バッハとも交流があったのだとか。当時パトロンに面倒を見てもらうことが多い芸術家ですが、テレマンはビジネスマンとしての才覚もあったようです(^^)
バロックらしい小刻みな旋律の流れが、バロック好きの私にはとても心地よかったです。
実際の演奏がこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
休憩をはさんで5つ目の演目は「ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 作品30の3」
ヴァイオリン、ピアノの組み合わせです。通常ソナタというのはこの当時はピアノが主になることが多かったようですが、この曲はヴァイオリンとピアノが対等に奏でる構成が特徴だそうです。ベートーヴェンの旋律は綺麗ですね。うっとりしました。
実際の演奏がこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
6つ目の演目は「ベートーヴェン フルートとヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード 作品25」
カッコウが鳴いてこれに応えるように小鳥たちがさえずっているかのような入りで、終始軽やかな旋律が流れてくる曲です。
実際の演奏がこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
フルート、ヴァイオリン、ギターで演奏されていました。唄の部分をフルートが奏でる感じです。
この曲、カッチーニというバロック初期の人物による作曲となっていますが、新の作曲者は旧ソ連の作曲家ウラディミール・ヴァヴィロフという人なんだそうです。
実際の演奏がこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
アンコールは、演奏者全員で東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」でした。
実際の演奏がこちら。
(2023年3月25日追記:演奏者の許諾を得て掲載させていただいています)
震災には思い入れがあるからか、優しい演奏に自然と涙がでてきました。
生の演奏をじかに鑑賞するのはいいですね。
心が洗われる気持ちになります(^^)