先日、施設に入居することを父が受け入れてくれたことをお話しました。
翌日の午前中、妹が車で迎えにきてくれ、マンションの管理棟で借りた車椅子を使い父を車に乗せて施設へ。
施設ではスタッフの方々が数人でお出迎えしてくれました。
部屋は2部屋をぶち抜いた作りになっていてまずまず広い。介護用電動ベッド、室内に広いトイレ、テレビ、冷蔵庫、洗面台、ソファーベッド(家族が泊まれる)があり、いい環境。
部屋に入ってから、父の薬のこと、訪問医療の先生の来院、ハウス・介護・看護それぞれの契約手続き、提出書類の作成など昼食とる時間もなく忙しい時間が経過していきました。
やっと落ち着いたのが15時頃。
疲れ切った父はベッドで爆睡。
父がどんな生活を送っているのかを把握するために翌日、翌々日と私が立ち寄ることにして、一旦母、妹と実家へ帰宅。
妹は自宅のこともあるのでしばらくして帰宅したので、母と一服のお茶。
体調を崩しかけていた母もほっとしていました。
これからできる範囲で施設に顔だして、時々は食事を一緒にしたりしよう、とか、私が週に1〜2回は泊まってみよう、とか、これからのことに話がさきました。
父が気に入ってくれればいいんだけど、とそれが唯一の気になる所でした。
私は夜その日は旧職の同窓会があったのででかけました。
母の様子も気になっていたので、その日は2次会にはいかず、1次会で実家へ帰宅することに。最寄りの駅についたところで、事件がおこった。。。
母からLINE。父が部屋で転倒し経過観察中だが、それを聞いた妹がカメラで転倒のときの様子がわかるはずだが、と聞いたらカメラが故障していて状況はわからない、という返事に妹が激怒。
これでは何か起きた時に直ぐに対応とれないから24時間体制といってもそれが機能できていない、ということで即時退去させると妹が現場に行ってしまった、という。
あちゃ〜・・・私も電車で現場に向かいました。
施設に到着して部屋にいくと、すでに荷物はまとめられていて妹が父の足をマッサージしていました。施設責任者が来るまで1時間ほどかかるという。
妹からこれまでの経緯について話をきく。
夜12時になる前に責任者が到着し妹と一緒に説明をきかせてもらいました。
施設側に契約不履行になることはなかったのですが、期待をもって入所しほっと一息をついた直後なので、家族としてショックが大きいこと、現時点で24時間管理体制がとれていないことから、入所前の説明と齟齬があると認識していることをお伝えし、入居当日であるけど、契約の白紙撤回を要請しました。
責任者の方は「それで結構です」と揉めることなくすんなり合意。
手続きが終わって父を連れ出すことに。
ただ父が”マイスペース”であるトイレにこもってしまった^^;;(父は排便にかなり苦労しているのと、一度便座に座ると立ち上げるのもきついので、一旦トイレに入ると30分くらい出てこないんです)
待つこと30分。さすがにそろそろ、ということで「お〜い」と声をかけてなんとかトイレから出てもらいました(^^)
ただきついようでベッドに腰掛けて「ここで寝ていいか?」と訊いてきます。「ごめん、今日これから家に帰るんだ。つらいところごめんな」と謝って、車椅子に乗せて妹の車へ。
実家のマンションに到着。
管理人棟から車椅子を借りて、父を車からおろしたら父の様子がおかしい。
やばい、意識飛んでる・・・
過去の経験から低血糖になっていると思い、ブドウ糖を舐めさせる。
しばらくして意識が戻った。。。(ホッ)
なんとか部屋に連れて帰り、ベッドに寝かせられました。
家で待っていた母が「おかえり(^^)」と声をかけたら嬉しそうに微笑んですぐに寝てしまった父。
1日朝からどたばたして、一番つらい思いとしただろうと思うと、すまない気持ちで一杯です。
気づいたらもう3時を回っている・・・
父の介護体制はまた見直しです。
妹は勤めを辞めることを考え始め、私は平日滞在日数を増やすことを検討。ケアマネージャーさんには施設のショートステイ(短期間の利用)を含めた施設の検索をお願い。
1つ1つの施策も選択肢になりますが、組み合わせることでも新しい選択肢が生まれるので、考えられる施策を1つでも増やして、その中から状況に合わせて選択をしていくことになりそうです。
いや〜、疲れた^^;;