48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

過剰負荷環境

父の件があって以来、葬儀関係の投稿が多くなっているので、別ネタを。

 

先日の「チコちゃんに叱られる」で扱ったテーマの1つが「都会の人が冷たいのはなぜ?」でした。

 

NHKプラスなどでご覧いただくか、すでにネット投稿された記事をご覧いただければ内容はわかりますが、「過剰な情報の環境から身を守るため」らしいです。

 

都会はビルや複雑な交通状況、数えきれない看板、混雑した人混みなど情報がたくさんありすぎてその処理ができないくらい。

 

この状況を「過剰負荷環境」と呼び、この環境に長くいると体の疲労や精神的ストレスがたまっていくそうです。

 

そのため防衛本能として、それ以上の情報が入ってこないように、人との関わりを最小限にしようとした結果、会話も最小限、電車の中でも目をつぶる、スマホに集中する、隣近所とつきあわない、といった行動になるんだとか。

 

ワタシ的には「なるほど〜」と思えた話ですが、いかがでしょう(^^)

 

 

 

そう言われてみると、自分もそういうことなのかな、とふと感じたのが「めがね」

 

私は2つのメガネを使っています。

 

1つはパソコンを見るために使用しているメガネで近いところがよく見えるようになっていて、視力にすると0.4くらいです。

 

もう1つは車の運転するときや、遠いところを見る必要があるときに使用するもので視力にすると0.9くらいです。

 

私は小学校5年生のときに、土の塊を投げ合う”戦争ごっこ”なる遊びをやっていたときに、目に被弾しまして(あたったところが骨の部分だったので眼球は無事でした)、それから視力が落ち始め、中学に入ってからはほぼメガネ生活という近眼人生です。

 

近眼のレベルは裸眼で0.02くらい。なので目から10センチくらいのポジションが一番よく見えます(笑)

 

さらに乱視もあって、まあ酷いものです(笑)

 

 

 

さて、そんなド近眼な私ですが、普段はパソコン用のメガネで生活しています。パソコンを使った仕事が多いこと、スマホを見るにもちょうどいいことなどがその理由。もう少し詳細にいうと、パソコンの奥にあるモニターにもピントが合うように、”中近両用”メガネにしています。

 

"遠近両用”はよく聞きますが”中近両用”は私もこの眼鏡で初めてです(^^)

 

車運転用のメガネは遠くは見えるのですが、近くは見えにくく、まさに老眼状態です(笑)なので、手元のスマホを見るときにはメガネを外さないといけません。

 

そう、私の眼は、ピント調節機能がほとんど失われており、ピントを合わせたいところに矯正するメガネが必要なんです。

 

 

 

ということで、パソコン用のメガネで普段暮らしているとどうなるか。

 

パソコンとモニターまでの距離ですから、だいたい30センチ〜50センチくらいの距離はよく見えますが、それより遠いところは、

・文字が見えない

・輪郭がぼやける

・表情がわからない

と、いわゆる「見えない」状態なんです(^^)

 

ですから、他に人に比べると、目から入ってくる情報がかなり少ないんじゃないか、と思います。

 

で、この状態が案外悪くないんです。

 

「情報過多」という「過剰負荷環境」から実は自分を守っていたんではないか、と、チコちゃんの番組をみて思いつきました。

 

断捨離をしたい、とか、ミニマリズムを目指したい人も、実はこの「過剰負荷環境からの自己防衛」かもしれません。(私、結構断捨離好きですし(笑))

 

 

 

 

いろいろなものがあふれるようになってきた、我々の身の回り。

 

そして必要なものが手に入らなくなりつつある、我々の身の回り。

 

お店に行けば簡単に手に入る食品だけど、安心できる食品ってどれくらいあるんだろう。

 

たくさん情報が飛び交っているけど、自分に必要な情報ってどこに埋もれているんだろう。

 

SNSで繋がる人は増えるけど、大切な友人ってどれくらいいるんだろう。

 

薬もサプリも健康食品も溢れているけど、心身健康であることって意外と大変。

 

大雨で水が溢れているのに、飲水が手に入らない災害地域。

 

 

 

難しいね(^^)