五十日祭も終わり、相続の案件はまだ残っているものの、一つ区切りができたので、久しぶりに乗り鉄を楽しんできました。
今回の狙いは「群馬県」。
というのも先日ご紹介したように、群馬県のあるエリアがフリー乗車になる「ぐんまワンデーローカルパス」を使ってみようと思ったから。
(画像:JR東日本ホームページより引用)
こちらがフリー区間。お目当てが、西桐生と中央前橋を結ぶ上毛電気鉄道と桐生から沢入に向かうわたらせ渓谷鉄道。
できれば両毛線の新前橋と小山も制覇したいところ。
朝ランニングすることを考慮して、そんなに早くは出れないことから、2つの私鉄に絞ることにしました。
ルートは
上野 → (JR高崎線+JR上信線)→ 新前橋
→ (JR両毛線) → 前橋
→ (徒歩) → 中央前橋
→ (上毛電気鉄道) → 西桐生
→ (徒歩) → 桐生
→ (わたらせ渓谷鉄道) → 間藤(沢入のもっと先に終着駅があります)
→ (バス) → 東武日光
という感じです。
朝シェアハウスのゴミ出しをして、ランニングし、シャワーを浴びてニュース聞きながら筋トレ。当初予定していた湘南新宿ラインで踏切故障のため、ダイヤが変わってる、ときき、セカンドプランであった上野経由に変更。
JR東日本のポイントでグリーン車チケットを購入。上野9:06発で新前橋到着が11:09と約2時間あるので、車内でちょいとお仕事ができるんですね。
そして「ぐんまワンデーローカルパス」をアプリ経由で購入。
クーラーバッグに冷やしていた水とアイスコーヒー、万が一食事ができなかったときのためのサラダチキンとおにぎりを突っ込んでいざ出発。
そこで上野に向かう途中でふと思ったのが、「ぐんまワンデーローカルパス」で元が取れるのだろうか、ということ。当初の狙いだった両毛線も乗ったりしたら間違いなく元は取れたのですが、今回は私鉄を2つに絞りこんでしまったので、実は元取れないんじゃないかと思ったのです。
計算してみると・・・やっぱり取れない(笑)
ということで、せっかくとった「ぐんまワンデーローカルパス」は購入取り消し処理。
なんていうことはない、フリーパスを使わないただの乗り鉄の旅になってしまいました。(笑)
上野駅5番線で高崎線を待ちます。一昔前なら上野駅が始発でしたが、今は東海道線とつながっているので、ただの途中駅になりましたね。北方面の玄関口という面影は薄れてしまったかも。
小田原方面からやってきた高崎線がホームに入ってきました。
祝日の朝ということもあり、グリーン車は余裕で席がとれました。持ってきたアイスコーヒーで朝コーヒーをしながら、お仕事。
通常なら高崎線は手前の籠原、高崎までの編成が多いのですが、この編成は珍しく新前橋まで延びてくれるので、グリーン車にずっと乗れます(^^)
終点新前橋で降りて、両毛線に乗り換え。1駅隣りの前橋駅まで移動。
両毛線の車両はちょっと古いタイプ。
前橋駅で降り立つのは初めてかも。
駅前は建設中のタワー型マンションや、ドーミーインのホテルがありました。
ここから中央前橋の駅まで歩くのですが、その途中で源泉かけ流しの湯処がありました。スーパー銭湯の小型版、みたいな感じ。
こじんまりとした駅ですね。
そして上毛電気鉄道と初めてのご対面!やった!
2両編成で昔井の頭線で使われていたという元京王3000系700形に出会えました。
上毛電気鉄道は、自転車を持ち込むことができます。ロードバイク用かと思いきや、途中でママチャリを持ち込んできた地元の方がいらっしゃいました(^^)
私が乗った車両は、「はしる水族館」として、車内には海洋生物がたくさん描かれていました。まさに水族館さながら。
海なし県の群馬県のイメージではないですが、子どもたちがみたら結構楽しいだろうなぁ、と思います。クジラやマグロのような有名なものからリュウグウノツカイなどのマニアックな深海魚もたくさん描かれていました。
どうも不動産系の会社が1社でスポンサーになっている模様。
ホームページをみるとどの車両もいろいろな装飾があるらしい。
運行は車掌さんがいないワンマン運転。2両編成の先頭車両のみがドアの開閉がされます。自転車を持ち込む場合は後方車両に移動。途中乗車はバスのように整理券をとるスタイルです。
途中東武線に乗り入れできる赤城駅に到着。昔良く見た東武線の車両が止まっていました。
昔は急行、今は特急のりょうもう号の終着駅なんですが、その割にはちょっとさみしい駅でした^^;;
11:45に中央前橋を出た電車は50分ほどかけて12:37に終点西桐生に到着しました。
乗客は私いれても10人くらいだったでしょうか。
老婆心ながら運営状況が気になってしまいます・・・
本来なら途中下車して町並みをぶらぶらしたいところですが、今回は限られた時間での移動なので、まず終点から終点まで一気通貫。
1時間弱の時間は乗り鉄を楽しむにはちょうどいい時間。
ただ途中で何か観るものがあるかといえば、あまりなかったという印象。
確かに観光資産があまりないというのも影響があるかもしれません。
乗り鉄的には、乗ってるだけで大満足(笑)
ということで、次なるわたらせ渓谷鉄道は次回に(^^)