ローカル色たっぷりな真岡鐵道に揺られて下館に戻ってきました。
こちら下館駅の時刻表。JR水戸線、関東鉄道、真岡鐵道の3つの路線が掲載されています。
JRといえども、真岡鐵道とほぼ同じくらいの運行数(^^)
私がついた時間帯は1時間に1本のペースで、このときも次の電車までたっぷり時間があったので、ちょっと改札をでて駅周辺をぶらっとしてみました。
下館駅の駅舎。JRという表示はありますが、真岡鐵道、関東鉄道も同じ改札口です。
さきほどの駅舎を背中にして振り返ると「SPICA」と表示されたビル。商業ビルかとおもいきや、「筑西市役所」という掲示。ここ下館駅は筑西市の中心地なんですね。
ここから次の私鉄にのるべくJR水戸線で移動します。車両は常磐線で利用されているE531系。
東北本線と常磐線は、それぞれ上野から東北本線は列島の真ん中を、常磐線は太平洋側を北上して、仙台の手前で合流する東日本の鉄道路線の動脈のような大きな路線。
栃木県と茨城県を結ぶ結構重要な路線(個人的見解)です。
元々は小山と、友部の先にある水戸までを結んでいた水戸鉄道が水戸線の起源。
後に日本鉄道が水戸鉄道を買収し、鉄道国有法によって国鉄に編入されると、友部ー水戸間は常磐線に編入されて、水戸線は今の小山ー友部間になったそうで、水戸駅が入っていないにも関わらず、水戸線という呼称は変わらなかったといいます。
(運行としては小山から水戸まで直通する編成が1日数本あります。中には水戸からさらに常磐線を北上して高萩駅まで直通する編成が1往復あります)
水戸線は東京へアクセスする選択肢がいろいろある(あった)ユニークな路線。
小山:東北本線で上野に直通(現在も運行中)
下館:関東鉄道で取手に直通。取手から常磐線で上野に直通(現在も運行中)
岩瀬:筑波鉄道で土浦に直通。土浦から常磐線で上野に直通(現在は筑波鉄道は廃線)
友部:常磐線で上野に直通(現在も運行中)
下館から45分ほどで友部に到着。ここから常磐線に乗り換えて勝田に向かいます。
地図でみると、ちょうと茨城県のど真ん中を西から東へ抜ける感じです。上野、土浦からやってくる常磐線は勝田まで直通する編成が多いのですが、このときは水戸で乗り換えて1駅隣りの勝田駅に移動です。
再び常磐線のE531系にて移動。ときわ路のJRはほぼほぼこのE531系で統一されています。(水郡線は気動車)
勝田からは今回の目的の1つ「ひたちなか海浜鉄道」に乗ります。