48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

乗り鉄〜ときわ路(5)ひたちなか海浜鉄道

まだ乗り鉄かよ!と呆れられるだろうことは容易に想像つきますが^^;;

 

勝田まで移動したのは、ひたちなか海浜鉄道に乗るため。

 

ひたちなか海浜鉄道は勝田と阿字ヶ浦を結ぶ私鉄。

 

地域輸送の柱としての役割を期待されて明治40年に港鉄道として開業。昭和19年茨城交通に吸収されます。

 

乗客輸送と貨物輸送の両輪で順調に業績は伸びていくのですが、昭和30年ころには早くもモータリゼーションの影響で業績が厳しくなっていったそうです。

 

2008年、茨城交通から分離し、ひたちなか市との共同出資で第3セクターとして、ひたちなか鉄道が誕生しました。

 

www.hitachinaka-rail.co.jp

 

詳しくはホームページの沿革から伺えます。

 

阿字ヶ浦駅からバスで国営ひたち海浜公園に行くことができるのですが、阿字ヶ浦からこの公園まで延伸することが認可されたようですね。

 

勝田駅にあるひたちなか海浜鉄道のホーム。右の柵の向こう側はJR常磐線のホームです。なんとものんびりした雰囲気(^^)柵沿いにある長いベンチが印象的です。

 

運賃は片道570円。切符を買おうとしたら駅員さんが、「今日中に往復されますか?」と訊いてきたので「はい」と答えると、「ではフリーきっぷの方がお得ですよ」と、フリー切符を案内してくれました。1.000円。確かにお得だ。

 

列車が入ってきました。1両編成のキハ3710。

 

車内はこのようにロングシート

 

真岡鐵道同様バスのような運転席まわり(^^)ほとんどが無人駅なので、整理券をとって運賃箱に運賃を入れる仕組みです。

 

特徴の一つはこのカーテン(^^)なかなか風流。

 

終点阿字ヶ浦駅に到着(^^)のどかな駅です。

 

するとこんな標識が。「ひたちなか開運鉄道神社」なるものがあるらしい。視線を右に向けると・・・

 

線路で鳥居を形取り、電車が神様のように祀られていました(^^)

 

 

こちら車内に掲示されている停車駅。それぞれの駅にデザインがほどこされています。

 

阿字ヶ浦からの帰り、2つ目にある美乃浜学園でものすごい数の学生たちが乗車してきて、車内は突然子どもたちのおしゃべりでにぎやかになりました(^^)

 

みると、小学生から中学生まで幅広い。

 

ちょっと調べてみると、2年前にひたちなか市立平磯小学校,磯崎小学校,阿字ケ浦小学校,平磯中学校,阿字ケ浦中学校を統合してできた学校なんだそうです。

 

4月1日に開校するのに合わせて、3月13日に駅も新設されたそうです。

 

子どもたちは隣の平磯駅で全員降りていき、また静かな車内が戻りました(^^)

 

学校統合によって、学区が一気に広がったんでしょうね。

 

元気のいい子どもたちばかりで、圧倒されましたが微笑ましかったです(^^)

 

そう言えば、行きに平磯駅から2人のご年配の御婦人たちがオレンジ色のビブスを来て乗車して、美乃浜学園駅で降りていったのですが、その方たちが子どもたちを誘導していました。

 

この地域ならではの安全対策ですね。

 

勝田駅に到着して、いよいよ帰路です。

 

常磐線の各駅は東京方面からだと直通は勝田がもっとも遠い終着駅。昔は以前も書きましたが仙台まで行ってた客車があったし、客車がなくなった後も、福島県のいわきまで直通する編成もあったのですが、今はどんどん短くなってきてしまってますね。

 

乗り鉄愛好家としてはさみしい限りです(^^)

 

JREポイントでグリーン券をゲットして、始発から終点まで”呑み鉄”で締めくくりました(^^)

 

勝田駅のコンビニでは「そんなに飲まないだろう」と思ってビールを控えめに買ったのですが、一度飲むと調子に乗ることは相変わらずで、途中土浦駅で9分停車(特急待ち合わせなど)したところでビールを追加(笑)

 

持っていったクーラーボックスが役に立ちました。

 

 

 

日帰り乗り鉄の旅。次はどこに行こうか・・・