48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

第10期振返り

弊社は毎年10月が年度末になります。そう今月末は第10期の期末です。

 

第1期は7月28日(創立記念日)から10月31日と3ヶ月ちょっとしかありませんが、なんとか第10期を無事終えて、第11期に向かうことができそうです。

 

多くの方々に支えられてのことは言うまでもありません。この場を借りて御礼申し上げます。

 

1日早いですが、第10期を振り返ってみたいと思います。

 

収益

 

これまでの収益の流れはこんな感じでした。

2014年10月期(第1期):創業まもなく収益がなく赤字

2015年10月期(第2期):6月からシェアハウス運営が始まるも売上不足で赤字

2016年10月期(第3期):順調にシェアハウス、賃貸事業が進み歴代1位の売上を出し黒字達成

2017年10月期(第4期):賃貸事業が終了し売上が下がるもかろうじて黒字を維持

2018年10月期(第5期):売上がやや下がるもわずかに黒字維持

2019年10月期(第6期):運営物件が減り赤字転落

2020年10月期(第7期):コロナの影響で売上減少し赤字

2021年10月期(第8期):東戸塚の運営を開始するも不調で大幅な赤字

2022年10月期(第9期):運営物件が半減し収益不足で大幅な赤字

 

さて、今期は・・・?

 

まだ確定はしていませんが、黒字転換できそうです(^^)これまでの事業の軸だったシェアハウス運営は1棟にまで減ってしまったのですが、委託業務をいただいたお陰で、収益を確保することができました。

 

最終的な利益率は、おそらくピークだった第3期よりもいい数値になるのではないかと思われます。

 

第9期までの累積赤字全体の3分の1が、東戸塚による損失に起因しているくらい、第8期終了時点での収益圧迫状況は深刻で、下手すると資金ショートに陥るおそれもありました。

 

第9期で不採算事業から撤退して一旦止血することができ、活動を縮小することで持ちこたえ、第10期の回復に繋がったことに、素直にほっとしています。

 

事業構造

第10期の大きな変化は、事業構造にあります。

 

シェアハウス運営は最大で4棟を運営しておりましたが、現在は1棟のみ。主軸となったのは委託業務です。

 

第9期の終わりに1件、この10期になって1件、ご縁をいただき委託のお仕事をいただくことができました。

 

基本的に委託業務においては直接経費がかかるわけではないので、利益率は実質100%なため、売上が即営業利益になることが、収益性という点でとても大きいです。

 

ただ雇用とは異なりますので、弊社のパフォーマンスが落ちたり、委託元の事業状況が変われば解約になるリスクはあります。

 

委託元の事情はこちらではコントロールできないことなので、まずは弊社としてのパフォーマンスをいいレベルで発揮できることに注力していきます。まあ人事を尽くして天命を待つ、的なスタンスですが、1人企業なので良くも悪しくも自分本位で動けるのは、気分的にだいぶ楽です(^^)

 

1棟だけ残ったシェアハウスですが、これまでオーナーと契約していて別会社からの委託契約でしたが、今期からオーナーと直接契約になりました。

 

これによってこのシェアハウスの収益性、キャッシュフローが大幅に改善されました。

 

この委託元は、解約となったランニングシェアハウスや船堀のシェアハウスの委託元でもあり、今回の契約変更によって契約関係が一切なくなりました。起業以来お付き合いが続いていたところでもあり、ある意味一つの時代の区切りとなった気がします。

 

オペレーションとしては、報告業務、請求業務、入出金確認、振込業務がなくなり、他の業務に自分のリソースを向けられることで業務効率があがっています。

 

また前期後半から規模は小さいながらも区分所有の不動産管理のお仕事も頂いており、利益に貢献しています。

 

大きな案件ももちろんありがたいのですが、こういった大きくない案件も積み重なれば無視できない規模になるわけで、大切にしていきたいと思っています。

 

 

 

 

来期以降については別途投稿したいと思いますが、まずは事業構造の転換ができて継続性に期待が広がったこと、増え続ける累積赤字を減少方向に転換できたこと(笑)、という点を踏まえて第10期が無事終われたことにホッとしています。

 

UnsplashRadu Florinが撮影した写真