48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

第11期抱負

本日から弊社は第11期に入りました。

 

第10期は5期ぶりに黒字となりました。第11期も第10期同様に黒字にして累積赤字の縮小を図りたいと思っています。

 

ちょいと痛いのはインボイス制度の導入。これまで免税事業者だったので仮受消費税から仮払消費税を差し引いた未払消費税は収益の一部になっていたのですが、インボイス制度の導入で課税事業者になったため、この”おこぼれ”はアテにできなくなります^^;;

 

売上にかかる消費税(10%:仮受消費税)から経費でかかる消費税(8%または10%:仮払消費税)を差し引いたものが未払消費税です。弊社の場合は十万円単位になるのでちょいと痛いですね^^;;

 

さて、第11期をどうやっていくか。

 

基本は今携わっている4つの業務をしっかりこなすこと。

MBAシェアハウスの運営業務

・人事コンサルタントの委託業務

ベンチャーサポートの委託業務

・区分所有不動産管理業務

 

弊社が携わっている業務は、比較的”受け身”のスタイルです。

 

シェアハウスは、このハウスを選んでいただけることを待つ身です。現時点では運営棟数を増やす活動は積極的に動くことはしないつもりです。

 

委託業務は基本的に業務内容は委託元からご指示をいただきます。

 

不動産管理は、何か事態がおきれば対応に動きますが、何もなければ特に動くことはありません。

 

”成長”、”スピード”、”拡大”といったワードが是とされる企業活動の中にあって、パッと見は逆行するスタイルかもしれません(笑)

 

弊社としては”質”にこだわっていきたいと思っています。目の前にある仕事に、できるだけ高いアウトプットを出していくことに注力していくということです。

 

”質”を高めていくには持っているリソースをできるだけ集中することが必要なので、方向性としては”拡大”と逆光する方向です。

 

ご縁をいただいた結果”拡大”することはもちろんありがたいことですが、自分のキャパを超えてまで拡大することは避けたいです。なので、拡大できるかどうかは、私のキャパ次第で、日常の活動から習熟度を高め、自分の余裕度を増やしていくことで、キャパをあげていければ、と思っています。

 

一方で”成長”と”スピード”という要素は、業務を遂行する上で実は大切にしている要素でもあります。ただその向ける方向がちょっと違うかも。

 

「売上成長率◯%以上」とか「◯年以内に上場」という”成長””スピード”は求めていません。つまり「結果」に対して”成長””スピード”を求めるのではなく、「結果」を出すための「プロセス」に”成長””スピード”を意識しようという視点です。

 

いい「プロセス」を積み重ねた結果が「結果」なので、目の前のことに集中しようという意識でもあります。

 

こういいながら矛盾があるのは、「プロセス」は「小さな結果」の集合体であったりもすること。

 

「売上成長率◯%以上」を実現するためには、「A社へいくら売った」「B社へいくら売った」といった小さな「結果」が積み重ねることが必要です。

 

私の視点は「売上成長率◯%以上」ではなく「A社へいくら売る」という小さな結果である「プロセス」に向いていて、この「A社へいくら売る」という小さな結果も、「A社が魅力に感じるサービスを提案する」という「プロセス」が必要で、「A社が魅力に感じるサービスを提案する」ためには、「A社が魅力に感じるサービスを作る」という「プロセス」が必要で、とどんどん「結果」をだすための「プロセス」にブレークダウンでき、すると自分の身近な活動にまで落とし込めるので、そこに視点をむけることで、地に足がついた活動ができるんじゃないか、という考え方です。

 

過去のFXの失敗や、東戸塚の失敗など、自分の事業能力は大したことないことを自覚させられ、「儲けよう」として動くとろくなことがない、という自戒的な思いもあります(笑)

 

大きな目標をたててそこに向かっていく進み方。

 

小さな結果を積み上げて結果オーライな進み方。

 

私はどうも後者の方が合っていそうです^^;;人それぞれタイプがあると思いますが、私の場合は、大きな目標に目を向けると足元に目が行かなくなってしまう弱さがあるからではないか、と自己分析をしています(^^)

 

 

 

話が脱線しました^^;;

 

私の場合は、規模を拡大することに目を向けるような積極的な拡大よりは、いただいたお仕事をしっかりこなすことの積み重ねの方が自分の力を発揮できると思い、”受け身”という表現を使いました。

 

といいつつ、”受け身”一辺倒で指示されたことだけをこなすだけでは、顧客視点でいえば、「その程度」の存在です。自分の知見を盛り込んでプラスアルファの価値を提供できるような存在になって、少しでもより多くの価値を提供できるようにするのが、弊社の企業努力と考えています。

 

結局は、月並みですが「量より質」の姿勢で第11期も業務に携わっていきたい、という姿勢に落ち着きます。

 

今期もいただいたい機会に感謝の気持ちを忘れず、丁寧に携わっていきたいと思います。

 

この期初の初心を期中、期末も忘れることないようにしないと(^^)

 

UnsplashJOHN TOWNERが撮影した写真