48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

つず久

MBAシェアハウスの最寄りの駅の1つが、都営地下鉄大江戸線牛込柳町駅

 

その近くによくいく銭湯柳湯さんがあるのですが、その向かいに私がここにすみ始めたときにはすでに存在していた小さな飲み屋さんがあります。

 

銭湯に行った時にふとお店をみると、いつも賑わっているような雰囲気が伝わっていたのですが、灯台下暗し、で一度も行ったことがありませんでした。

 

そのお店の名前は、つず久。

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たまたま高校の同級生からちょっとした相談をうけて、どうもそれがお役に立てたみたいだったので「お礼がてら食事しよう。そちらの近くに”つず久”という飲み屋があるから、そこでどう?」とお誘いをいただきました。

 

お、あの気になっていたお店にいけるぞ、と二つ返事。

 

行ってきました(^^)

 

お店はカウンターで7席くらい。小上がりタイプの座敷は2人用が3セットくらい。とても小さなお店です(^^)

 

カウンターに座ると座敷との間の通路がせまくて通れなくなるくらい(笑)

 

カウンターの向かいにはお寿司屋さんのように魚がたくさん入っているガラスケースがあって、その奥が厨房スペースになっています。

 

雰囲気としては結構な好きなタイプ。

 

ちょっと早めに到着したので、まず一杯。お通しはシンプル(^^)でもここにブロッコリーがあるのはちょっとうれしい。

 

お酒のメニューを見つけられなかったので、瓶ビールを頼みました^^;;

 

高校の同級生はその後もう1人きてくれることになり、3人でカウンターに。

 

しばらく3人で話をしていると、おかみさんが「さ、何か召し上がりますか?(^^)」と元気よく声をかけてきました。

 

お店は女将さん、親方、若大将の3人で回していて、お店は小さいのですがなかなか忙しそう。

 

なので声をかけてくれてむしろ助かりました(^^)

 

メニューはカウンターの上に札がたくさん並んでいて、選ぶのも面倒なので、刺盛りを3人分、とお願いしちゃいました。お刺し身が美味しそうだったので。

 

こちらが刺し身盛り。なかなかいいボリュームです。マグロ中とろ、イカ、いさき、くじら、ぶり、甘エビ、数の子かつお、あわび、ほたて、生ダコ、酢だこ、あじだったかな。

 

薬味はわさび、しょうが、ホースラディッシュと3種類。

 

これはいい(^^)

 

こちらはおかみさんから「もうシーズン終わるから」と進めてもらった新玉ねぎとベーコンのホイル焼き。新玉ねぎが丸々入っています。

 

玉ねぎの甘さがここちいい一品です。でてきた汁を飲めるようにちゃんとスプーンがついています(^^)

 

この後大きな卵焼きをいただいて、最後はシメに名物「わさび飯」をお願いしました。

 

実はこのお店は「わさび飯」が有名なんですね。

 

オーダーすると釜飯のオカマでご飯がでてきます。3人でちょうど1つ分。

 

お釜で炊いたご飯の上に、すりおろしたわさびをたっぷり乗せます。これをご飯とよく混ぜ合わせて醤油をかけ、刻み海苔をのせます。

 

これが完成形。

 

さっそく口にすると・・・むせるむせる(笑)わさびの香りがど〜んと攻めてきました。

 

おかみさんが「鼻から吸って、口で吐くのよ」と呼吸法を伝授。わさびの香りが鼻の粘膜にあたらないように、ということらしい(^^)

 

なれるまで少々時間がかかりました(笑)

 

このわさびは北海道の北見産らしいです。

 

さすがに名物になるだけあって、ただ刺激が強いだけではなく、”美味しい”です。私は寿司屋で最後に巻物を頼むことが多いのですが、カウンターでいただくお寿司屋さんでは、干瓢巻きかわさび巻をお願いすることが多いです。

 

干瓢はそのお店で丁寧に漬け込んだ程よい甘さが、わさびは新鮮なものであればそのすっきり感が、口の中と気持ちをすっきりさせてくれるから、かもしれません。

 

そんな”しめ”のご飯として、なかなか強烈ですが、美味しくいただける一品だと思います。

 

1985年創業。コロナ禍の危機も常連さんが支えたというこのお店。ファンが多いのも頷けます。