先日の大人の遠足で立ち寄った鉄道車両基地。
正しくは「那須川清流鉄道保存会」といいます。
運送会社の株式会社馬頭運送が運営しています。
ホームページでは「廃車や解体の危機が迫った歴史的価値の高い鉄道車両を集め、後世に広く伝えてゆくために、民間の鉄道保存博物館としての施設の完成を目指す」とあります。
ここの特徴は、4種類の軌間の列車が揃えられていて、かなりが動態保存、すなわち敷地内で運転される状態で保存されていることです。
懐かしのブルートレイン。スハネフ14−35。国鉄14系で、従来20系が寝台の幅52cmだったところ、70cmと大幅に拡大した車両で、この車両は★が3つついていたので、2段式B寝台ですね。
私が学生の頃に20系に変わって主流となっていた寝台客車です。
そのスハネフ14−35の後ろにオロネ14系が接続されていました。A寝台と表示があるように、個室がそなわったA寝台車両です。
大学の卒業旅行で九州を回ったとき、記念に寝台特急「富士」のA寝台で行きました。その時に使った車両はオロネ25系なのでちょっと違うらしい^^;;
余談ですが、「富士」の映像がこちらで見れます。
どこかの路面電車でしょうか。型式や詳細は不明。ネットで調べてみたんですが^^;;
ディーゼルの主役キハ40系。いずれも2014年まで宝積寺と烏山を結ぶ烏山線を走っていたもの。左側は烏山線のカラー。真ん中はキハ40系の一般色。
このキハ40系も烏山線を走っていて、首都圏色と言われています。
2002年から2007年にかけて会津鉄道を走っていたキハ8500系。元々はJR東海の高山本線に乗り入れしていた名鉄の特急「北アルプス」で使われていた車両が、北アルプスの廃止によって会津鉄道に譲渡されたもの。
これがなんと、2013年に作られた新品の機関車です。
東日本大震災の復興記念として作られたそうで、製造された工場で御披露目に構内を走ったそうなのですが、その後馬頭運送社長の方針で、展示専用にしたんだとか。
かなりの車両が展示されています。この日は雪だったこともあり、さむくてゆっくり見学する気分ではなかったのですが、天気良く暖かい日ならゆっくり見学したいところです。
欲をいえば、車両の中にも入れるとよかった(^^)