今日の昼前に速報として、高倉健さんの訃報が報じられました。
以降、ほとんどのワイドショーやニュースは番組編成を変更して、
高倉健さんの思い出やゆかりの人たちのインタビューに置き換えてました。
日本アカデミー賞で4度の主演男優賞、
ブラックレインでマイケルダグラスとの共演、
中国で初の海外映画に主演
そして昨年は俳優で5人しかいないという文化勲章を受章と
実績や評価は申し分ありません。
どの番組も高倉健さんを偲び、そして実際に多くの人たちがその死を惜しんでいるようでした。
これほど多くの人をひきつけたものは何だろう。
一言でいえば「高倉健というブランド」で、
そのブランドは「不器用で誠実」という「日本男児の象徴」を表現し
多くの人の”共感”を得ました。
高倉健さんは50数年の俳優人生をプロフェッショナルとして活動し
このブランドを築き上げた、とみることもできるのかな、と。
その努力は並大抵ではなかったろうと勝手に想像しています。
合掌